【感想・ネタバレ】躁鬱大学―気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません―(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

今日も仕事で失敗してしまった。自分は何もできない……と悩んでいても自分が苦しくなるだけ。やりたくないことは一切やらず、苦手なことには手を出さず、できることがもっともっとできるようになって、むちゃくちゃ褒められるほうが心地良いじゃないか。人生ボチボチ、努力は敵、今のままで大丈夫。気分の浮き沈みの激しさに苦しんだ著者が発見した、愉快にラクに生きる技術を徹底講義。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

神田橋條治先生という精神科医の口述記録『神田橋語録』を元に、躁鬱病の坂口恭平さんが躁鬱病との向き合い方について書いたエッセイです。
躁鬱病(双極性障害)は1型と2型があります。
私は2型ですので、1型の人とは違うところもあるなと思いながら読み進めましたが、頷けるところもあり納得できました。
この本は興味深かったのですんなり読めましたが、同じ本を1冊じっくり読むのが向いていない事も納得。
悩んでいた自分の気持ちが晴れやかになりました。
素直にありのままの自分でいたいなと思います。
語り口も面白かったです。

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2024年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分とは「次は何がしたい?」としか考えない人
毎日を健康に過ごせていた日を思い出して、そのときの生活に戻せば、また同じようラクに過ごせる
しっかりしなければと不自由な状況を耐えない
吸うのを極力減らして、ゆっくり吐く量を増やす呼吸
外に出られないは外に出たくない
死んでしまいたいは死んでるみたいに何もしたくない
自己否定文には全てカギカッコをつける
自己否定文を小説にする
自分が活躍できるかもしれないと思えると突然鬱が治る
人は人からどう見られているかだけを悩んでいる
すでに私は世界最高である。
価値のないこと、無駄なことから始める

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2024年10月27日

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