あらすじ
今日も仕事で失敗してしまった。自分は何もできない……と悩んでいても自分が苦しくなるだけ。やりたくないことは一切やらず、苦手なことには手を出さず、できることがもっともっとできるようになって、むちゃくちゃ褒められるほうが心地良いじゃないか。人生ボチボチ、努力は敵、今のままで大丈夫。気分の浮き沈みの激しさに苦しんだ著者が発見した、愉快にラクに生きる技術を徹底講義。
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Posted by ブクログ
店頭で見つけて、パラパラめくって即購入。めちゃくちゃ面白かった。ありのままの自分でいるってこういうことだと思う。
1つ気づきがあった。自分は、安定志向だと思っていた。しかし、よくよく考えてみると、夢中になってもすぐ飽きるし、やりたいことがいくつも浮かぶタイプだった。
なぜ勘違いしていたか。おそらく、私が本来求めていたものが「心理的安全性」だからだと思う。幼少期は、親の思い通りに振る舞い、抑圧されるままに過ごしていた。自分を解放することと、安全な時間を過ごしたいという欲求を、混同してしまっていた。その結果、「自分は安定志向だ」という誤認に繋がっていた。
その後、色々あって、心理的安全性が満たされた。するとさまざまな欲求が溢れ、刺激を求めるようになった。私は静かに過ごすことが好きなはずだった。回復するために、1日じゅう家にいるのが良いはずなのに、どうしてこんなに辛くなるんだろう?と考えるようになった。
その答えが、この本を読んで見つかった。私は次々に浮かぶやりたいことをこなす。そして自分を満足させていく。やるべきことよりやりたいことを。理想論かもしれないけれど、覚悟を持って日常に落とし込んでいく。
Posted by ブクログ
過去に自分は躁鬱と診断され、生き方がわからなくなっていた時にこの本を手に取りました。
最初は「この方はおそらく躁状態の時に書き上げているのかな」と思いながら読み進め、途中で手が止まることはありました。ただ、全体を通して笑ってしまうほど共感することが多かったです。
特に、「その11」あたりから読むスピードは一気に速くなったように感じます。
最終講義の〈鬱状態のあなたへ〉は、とても大事なメッセージなので、しんどくなり始めたら読み返せるように付箋貼りました。
あとがきで坂口さんは、鬱の時間も愛せるようになったと述べられています。それは「手を動かす何か」を見つけられたから。
私はその域までは達していないですが、鬱の時の、自分の思考だけがどんどん深く嵌っていくような、あの感覚を何かに残せたら、繋げられたらいいなと考えています。
社会で生きている以上、躁鬱のコントロールは難しいです。自分でも掴めない天気のようなものなので、でもだからこそ、そんな感性を持って生きている自分を愛してあげたいと思わせてくれました。
Posted by ブクログ
神田橋條治先生という精神科医の口述記録『神田橋語録』を元に、躁鬱病の坂口恭平さんが躁鬱病との向き合い方について書いたエッセイです。
躁鬱病(双極性障害)は1型と2型があります。
私は2型ですので、1型の人とは違うところもあるなと思いながら読み進めましたが、頷けるところもあり納得できました。
この本は興味深かったのですんなり読めましたが、同じ本を1冊じっくり読むのが向いていない事も納得。
悩んでいた自分の気持ちが晴れやかになりました。
素直にありのままの自分でいたいなと思います。
語り口も面白かったです。
Posted by ブクログ
自分とは「次は何がしたい?」としか考えない人
毎日を健康に過ごせていた日を思い出して、そのときの生活に戻せば、また同じようラクに過ごせる
しっかりしなければと不自由な状況を耐えない
吸うのを極力減らして、ゆっくり吐く量を増やす呼吸
外に出られないは外に出たくない
死んでしまいたいは死んでるみたいに何もしたくない
自己否定文には全てカギカッコをつける
自己否定文を小説にする
自分が活躍できるかもしれないと思えると突然鬱が治る
人は人からどう見られているかだけを悩んでいる
すでに私は世界最高である。
価値のないこと、無駄なことから始める