【感想・ネタバレ】九十九怪談 第九夜のレビュー

あらすじ

99話全てが実体験の怪談シリーズ第9弾。現地を訪れて蒐集した背筋が寒くなる怪異の数々。新たな場所での怪異は勿論、『新耳袋』シリーズで取り上げたことで有名心霊スポットになった〈聖地〉での後日談も収録。

※二〇一六年五月にてKADOKAWAより刊行された単行本を文庫化にあたり、加筆修正を行いました。

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Posted by ブクログ

三月くらいから怪談の中毒。作者の方が怪談の元となる出来事は日常の"狭間"に起こる"紛れ"のようなモノやコトって書いてはって、ほんまにそうやなぁと思ったことと、日本昔話みたいな話は昔々からずーっとあったのかなとか考えた。科学が進んで暗闇が少なくなって、不思議も減ってしまったのかもしれないけれど時々隣あわせの狭間が見えたりするのかもしれないと今回読んで思ったりした。一瞬で大阪から青森に瞬間移動した幼稚園児や、狐とか狸に化かされたりとか、猫が見守りをしたり、そういう世界の扉はいつでも本当は近くにあるけれど、なかなか分からないからこそ怖かったり面白かったりするのかもしれない。

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2018年05月29日

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