あらすじ
国を滅ぼされ十一歳で後宮に入り、六年のあいだ皇帝に捨て置かれたリアーヌ。ある夜、薬草園で端整な顔立ちをした青年と出会い、後宮の誰かと逢引きしているのかと問いかけるも彼は否定しなかった。翌日その青年が、リアーヌの前に再び現れる。彼は皇帝の弟・ラウルで、生粋の軍人である彼は領土拡大に尽力した褒美にリアーヌを貰い受けたいと申し出、下賜されることが決定した。なぜラウルが自分を所望したのか分からぬまま始まった新婚生活で、リアーヌは甘やかに抱かれるたび、彼には逢瀬を重ねた想い人がいる事実に胸を痛める。誰かに必要とされたい、自分だけを愛して欲しい──皇弟の深愛はそんなリアーヌの心を開いていって……
...続きを読む感情タグBEST3
匿名
ふと…
題名に目が止まり読みはじめた。
ヒロインの波乱万な人生がヒーローと関わることで更にどう変化していくのか、先が気になって一気に読み終えた。
あーじわじわと染み入る物語が心を満たした。
この作品に出逢えて感謝。
表紙が綺麗
とにかく表紙のイラストがとても綺麗
王道の跡目争いからの降下
初めてじゃないかな
次の皇帝を指名した遺言書を偽造、立ち会い人を買収し、偽物はんこを偽造
つくづく悪い奴
良かったよ、嘘つきが下ろされて
胸が熱くなった
好きな作家さんです。胸が熱くなった。ヒーローもヒロインも素敵でした。嫌がらせを受けても、その相手のためにつくすことができるヒロインがいいですね。
読んでスッキリ
ヒロインがホントに良い子なんです。
その場その場の状況に合わせて、しっかりとした矜持を胸に秘め、毅然とした行動は清々しいです。
前王の寵妃のその後のお話、スピンオフで読みたいですね。
彼女も素敵でした。
匿名
大人のラブストーリー
しっとりとした大人のラブストーリーです。二人がどうやって幸せになるか、まったりと読める作品。ただ、エピローグの直前辺りからやけに早足で終わってしまったのが残念。