あらすじ
各地で反乱が大きくなっていくシルディーン王国。カシュヴァーン生存を、決起したティルナードたちを信じるアリシアは、不穏な空気の王宮で助けを待ち続けていた。ところがオーデル地方反乱鎮圧のため、ゼオルディスはラグラドール人派兵を決定。それを知ったエルティーナが城を出て行方不明に! 彼女はアリシアに、愛読書『夢の王子様』を残していき!? 「目覚め」の時がくる、第13弾!!
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Posted by ブクログ
表紙がカシュヴァーンに寄り添うアリシアで、最初にカシュヴァーンが出て来たので、やっと二人が会えるのかと思ったら、カシュヴァーンの出番は、あれだけ。。。えーーーって感じでした。
ゼオルディスに捕らえられたアリシアがギゼによって、ぞろぞろと逃亡したし、ルアークや先生も出て来て、そろそろ、カシュヴァーンが出てくるかと期待したのになぁ。
なのに、またしても死体がゴロゴロ。ルアークがアリシア側に戻って来たのはいいんだけど、ゼオルディスの元に連れ戻されちゃった上に、あんな首輪まで付けられて、余計悪い状態じゃないですか。
でも、ここで表紙のもう1人。エルティーナ様が今後の流れを変えてくれそうです。エルティーナの王子様であるジスカルドとも決別したし、次巻こそ、一気に流れを変えて欲しいものです。
それにしても、鈍感アリシアがいたるところで、ゼオルディスと一緒に寝ているって言っちゃって、みんなことごとく勘違いしてるし、これって、たぶん、これがカシュヴァーンにも伝わっちゃうんですよねー、きっと。アリシアとカシュヴァーンの再会に水をささないといいですけど。
早く次巻みたいなぁ。