あらすじ
ライセン屋敷の中を、アリシアは「怪物」から必死で逃げていた。だが捕まった瞬間、まばゆい光が目を射る! あの夜以来、カシュヴァーンがきらきらと輝いて見えるのだ。誰もが呆れる中、ついにティルナードとノーラがレイデンへ戻ることに。家族との別れを寂しく思うアリシアだったが、そこへ援軍を引き連れてゼオルディス新王が到着する!! 今さら、と訝しむ夫婦に王が告げた言葉とは……「運命」すらも大きく変える第11弾!
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Posted by ブクログ
12巻目。
前巻でやっと本当の夫婦になって、甘ーい雰囲気を醸し出していたカシュヴァーンとアリシアでしたが、そんなのも吹っ飛ぶ大事件が。
王となったゼオルディスが遅れてやってきたと思ったら、アリシアとの結婚をなかったことにしてしまい、カシュヴァーンは領主の地を失っただけでなく、顔に傷まで作られて放逐されてしまいました。
様子のおかしかったディネロは、アリシアとの結婚を希望しますが、寸前で我を取り戻して、アリシアに協力するとなったところでばれちゃって、アズベルグの地はラグラドールの管理下になっちゃいました。
後半、カシュヴァーンは全く出てこなくて、ルアークもいなくなるし、アリシアの周りには味方がない状況。最後にはゼオルディスの待つ王宮につれていかれるアリシア。
今までどんな境遇でも意外と順応していたアリシアでしたけど、「特別」な「好き」ができてからは、カシュヴァーンのことを一途に思ってて、これから、どう話が進むのか目が離せません。
Posted by ブクログ
この話どうなっちゃうのー。カシュヴァーンどうなったのか気になりすぎます。ゼオルディスはますます危ない感じ。早く続きが読みたいです!!