あらすじ
「宰相による国王暗殺」という衝撃的な事実が発表されると共に、ゼオルディス王子の即位が決定。戴冠式と結婚式が同時に行われ、王宮に滞在中のライセン一家も参列することに。興味津々のアリシアと苦々しい表情のカシュヴァーンだったが、そこに現れた予期せぬ人物の宣言により、事態は一変する――!! 緊迫した状況の中、死神姫と暴君夫、ついに念願の夜……!? 夫婦の「愛」が何よりも強い! 大注目の第10弾!!
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Posted by ブクログ
11巻目。
9巻目の最後で、国王を暗殺したゼオルディスは、手際のよいことで、10日後に戴冠式と結婚式を同時開催させちゃいます。
あわせてナディールとアーシェルの結婚式を終えたあと、ナディールの出生がばらされちゃいました。ここで、あぁ、そういう理由だったからなのねって感じで、ナディールがこれまでおしろいを塗ってるっていう行為の理由が分かりました。
そのあとは、「翼の祈り」教団に破門にされた、王家とライセン家。
突然襲撃をうけることになったアズベルグでしたが、バルロイやレオニアによって敵を退けることに成功。
そこまではよかったですが、薔薇の廃園が焼かれてしまってからの、カシュヴァーンの荒れようはすごかったです。そんなカシュヴァーンを気絶させて誘拐しちゃったアリシアもすごかったですが、無理矢理初夜を迎えられそうになって、拒否しちゃったアリシア。また寸止め?って思ったら、ちゃんと初夜を迎えられたようです。最終巻で?って思ってたから、ちょっとビックリ。カシュヴァーン、よかったね。
カシュヴァーンは心を取り戻し、平和に戻ったかと思いましたけど、なんかディネロも先生も様子がおかしいし、なんかありそうです。まあ、ゼオルディス絡みじゃないのかなぁっては思いますけど・・。