【感想・ネタバレ】P&G式 伝える技術 徹底する力 コミュニケーションが170年の成長を支えるのレビュー

あらすじ

売上高800億ドル、世界80カ国以上に事業拠点を持ち、180以上の国と地域で製品が販売されるグローバル企業、P&G。170年間成長を続ける秘密は「コミュニケーション力」にある。社内で徹底されるすべてを3つにまとめる話し方、日々の会話で問いただされる「目的」と「理由」、消費者ニーズを掘り起こす対話の方法など、知られざるコミュニケーションノウハウを、元P&G広報部長の著者が明かす。

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Posted by ブクログ

P&Gが 世界に通用するブランドになるには。
コミュニケーション力。
目的を定義する力。
一番になること。

コミュニケーション力は つねに 三つにまとめる。
1 背景
2 結論
3 理由
もしくは
1 結論
2 理由
3 今後のプラン。

なるほどねぇ。
結論を明確にすることが 
コミュニケーションを高めることなんですね。

複雑な状況であれば、よりきちんとまとめる。
認識の統一を図ることが必要。
1 問題の本質は何か?
2 ビジネスへのインパクトはどれだけのものか?
3 これからやるべきことは何か?

【十分な情報を得たから、これで自分が納得することは妥当である。】

何をするにも 当然目的が必要だ。
その目的を 共有できるから 強いのだ。
慢心を避けるために、つねに 不満足であるべき。

イシューノートが 優れているね。
イシューノートがつくれたら、問題はおおむね解決する。

『消費者がボス(Consumer is Boss)』
『Do the right thing』

「あっち」と「こっち」症候群に陥らないために。

『簡素化』そして『スピード化』

『自分が成功できるかどうかは、あなた自身で責任を持たなければなりません。』

仕事のルールが 実にしっかりしている。
グローバル企業は グローバルな視点による 仕事のルールつくり。

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2016年04月28日

Posted by ブクログ

上司へ簡潔に報告するコミュニケーションスキルがなく、苦労しているので、読み始めた。
P&G流のコミュニケーションを学べた。

Next Step
•話は3つに
•目的は
•issueは
を常に自問自答し、訓練

Key Learnings
•どんなときでも話は3つにまとめる
➡︎「結論、理由、今後のプラン」等、ロジックも3部構成に。
➡︎事前に今日伝えたいことを紙に3点にまとめるなどで訓練
➡︎組織は情報が整理されていない状況で最も時間を浪費する。端的にまとめ、認識の統一を図る

•すべてに目的を
➡︎すべての活動に目的があるべき、目的を達成する活動だけを行うべき
➡︎今の活動の目的、明日の会議の目的、自分で問い続ければ、意味のない活動に気づき質を高められる

•issue sheet
➡︎論点や問題点を明確にし、エネルギーを注ぐことを明確に定義
➡︎訓練は、自問自答

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2014年05月30日

Posted by ブクログ

よくビジネス書に書かれてるようなことが多い。どれもシンプルだが実践するとなるととても難しくて高度な思考力やコミュニケーション能力を要すると思う。

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2012年12月13日

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TOPPOINT 2011年3月号より。


伝えたいことは「3点」にまとめてから伝える。

「Consumer is Boss 」、いいね。

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2011年10月10日

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■伝える技術
1.コミュニケーション力の基礎:a.伝えたいことは、3点にまとめてから伝える。b.全ての活動において、その目的を明確にする。 c.本質的な課題、論点を明確にしてから、物事のに取り組む。
2.Consumer is Boss
3.P&Gの3つの取り組み姿勢:a.常にナンバーワンになることを目指す。b.組織やプロジェクトの「簡素化」と、物事を実行する「スピード」を追求する。c.社員1人1人がスキルを高め続ける。

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2011年05月08日

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ネタバレ

P&Gはまさにグローバル企業です。世界の80ヶ国以上に事業拠点を持ち、その製品は180以上の国と地域で販売されています。国連に加盟している国と地域が192であることを考えると、この地域的な広がりは驚異的です。そして世界の人口が68億人と言われている現在P&Gの製品は、実に42億の人に使われています。
意見を考えていないから意見を言わない。意見を言わないから発言の場が与えられない。そんなサイクルに陥っている傾向があると感じます
①3つにまとめる。結論を伝えて合意を得たい時は1背景2結論3理由。状況を報告したり、自分の意見を上司に伝えたい時などは1結論2理由3今後のプラン。
②すべての書類は目的の記述から
③イシュー(論点、課題、問題点)シートで焦点を絞る
上司ではなく消費者がボス
消費者にとって、ブランドは約束です。ブランドはあらゆる場面でその明確な理念を表現し、決して商社の期待を裏切らないことが求められます P&Gは社員で成り立っている。ひとりひとりを尊重 成功事例の活用は、イノベーションに匹敵する

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2017年02月08日

Posted by ブクログ

元P&Gジャパン広報渉外担当部長の著者で、それだけにP&Gという会社を総覧的に読ませてくれる一冊。

自信満々に当てられて悔しくもあるのですが「この本を手にする人は身の回りにP&Gの経験者や関係者がいて、一緒に仕事をしたことのある人だ」というのはその通りで。物凄く影響受けましたし今もその方の事は尊敬してマス。そして本書を読むことで、理論を超え行動に落ちるよう鍛え抜かれた、P&Gの社内外に向けたメッセージのあり方が、私と仕事をして下さった方にも徹底されていたか明確になりました。

興味深かったのは、ちゃんと会社規模が成長するに連れて大企業病に陥いるのはコンシューマービジネスで致命的としって、以下の「実行できるシンプルな原則」を敷いたという項目でしょうか。

・組織やプロジェクトの進行を複雑化させている要素をできるだけ取り除き、簡素化すること。
・自らの取り組みを見直し、スピードを追求すること。

原則で管理することが、個人と組織のベクトルを合わせるという意味で如何に重要か感じさせられました。

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2013年02月24日

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目的を考え抜き、言語化する
全ての事象を3つにまとめる
決めてはお客様

ゼミで学んだ事が凄く大切にされていて、とても共感が多かったです。

ただ、一つ一つの説明にデメリット等も書いて欲しかった。

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2013年02月17日

Posted by ブクログ

P&Gが成功し、大企業であり続けた理由を分析し、本質を紹介した本。ビジネスマンとして取り組むべき具体的施策を例示し、その根拠、理由を説明しているため、即活用が可能。

著者はP&Gを退社したわけだが、企業への愛、恩を感じた。

内容には個人的に関心の強い、経営組織論、リーダーシップ論に通じるところがあり、また、自身に問いかけるべき項目もあり、その機会が有益であった。

再読、他者に推薦できる1冊。

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2013年02月17日

Posted by ブクログ

①情報整理力ポイントは3つにまとめる
②戦略的思考目的の明確化 -目的を達成する活動だけを行うべき-
③問題解決力イシューシート

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2012年08月15日

Posted by ブクログ

スキルのハウツウ本ではなく、組織論、組織観、組織哲学がを学べる本。

・集団が組織としてあり続けるために必要なことは?
・組織としてのP&Gが、P&Gとしてあり続けるために必要であったことは?

【印象に残ったこと】
☆みんなで、繰り返して、続けること。
・目的は何?
・表現は、3つにまとめてシンプルに
・イシューは?
・Consumer is boss
・Do the right thing

☆社内で英語を使う本当の意味
・グローバルでの人材・情報の共有
・言葉を本質的に理解
翻訳するためには、言葉から言葉に置き換えるだけでは不十分。言葉を実際の事象に変換し、再び言葉で表現する必要がある。この翻訳プロセスを経ることで『伝える』ことができる。

☆成功事例の共有ために必要なこと
・組織としての取り組む
・情報を簡単に深く知れる環境を整備する
・成功事例からのlearningsは、
次のビジネスリソースであることを全社員が大切にする

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2012年06月02日

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コミュニケーションは何を伝えたいか、相手に伝わらないと意図していることと食い違う。そのために論理的に3つにまとめる能力が必要である。自分も論理的に3つにまとめるように意識していこうと思う。

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2012年01月23日

Posted by ブクログ

170年の歴史を持つP&G社におけるコミュニケーション
とそれを徹底するために何をされているかについて
書かれた本。「すべてを3つにまとめる」といったわかりやすい
方法論や「目的を明確化することへのこだわり」といった姿勢
について解説されれている。
シンプルだがそれを多くの国々で継続して行うことは
とても難しいことだが、それを徹底するための様々な
考えが参考になった。

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2011年12月23日

Posted by ブクログ

大事なのは3つにまとめること。
たしかにそうだ。分かっていてもなかなか実践できていないと思い知らされた。

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2011年09月21日

Posted by ブクログ

P&Gの人材がどういった考えでビジネスに取り組んでいるか集約されている本。
グローバル企業として、どう情報共有しているか?といった話や、すぐに仕事でも使えるノウハウも入っています。
当然、よい側面でしか書かれてないという部分は差し引いたとしても、おもしろい本だったと思います。

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2011年08月16日

Posted by ブクログ

P&Gに23年間勤務した著者による本。

P&G内で行われているコミュニケーションへの考え方など、
とても参考になる内容。

・話のポイントを3つにまとめる
・目的を明確化することにこだわる
・イシュー(論点、課題)を明確にする
・Consumer is Boss「すべては消費者のために」
・一消費者としての目線を忘れないこと
・学会のような「知識」の創造と共有
・「Learnings(学び)」を意識し、ノウハウを蓄積する
・「一流になる意識」と「ビジネススキル」への高い意識

3つにまとめることはできなかったが…、
上記あたりが興味を持った箇所。

最近何かと話題の英語コミュニケーションについても、
さすがに外資系企業なので、触れられている。

ちなみにプロローグで1999年と2009年の衣料用合成洗剤のシェアが掲載されており、
P&Gが順調に伸びていることが示されるが、
それ以上に興味をひいたのは、
それでもシェアの変動が少ない花王の強さである。
主にシェアがダウンしたのはライオンだったようだ。

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2011年04月09日

Posted by ブクログ

読後備忘録

論理的なコミュニケーション力を強化する方法

1、情報整理力
3つにまとめるコミュニケーション
1背景 2結論 3理由
1結論 2理由 3今後のプラン
1問題の本質はなにか
2ビジネスへのインパクトはどれだけのものか
3これからやるべきことは何か

広報はメディア向け説明に
メッセージトライアングル
というものに伝えたいことを
まとめる

繰り返し訓練することが大切

2、戦略的思考
目的へのこだわりが結果につながる

簡単ではないが、
活動の目的、理由は掘り下げて具体的になるまで考える

議論が噛み合わない時こそ、
目的を明確にする。

無駄をなくす2つの質問
この活動の目的は何か
その目的は正しいのか

3、問題解決
何がイシューか自問し、それが的を得ているか、具体的か評価し納得するまで繰り返す


英語によるコミュニケーションのデメリット
翻訳の作業が増える(英語⇒日本の消費者向けのためにどう伝えるか)

メリット
⇒英語化する際に曖昧な日本語の意味を明確化できる


自分の成長には自分で責任をもつ


Learnings Neststep
ものごとについて何を学んでどう生かすかをまとめる

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2011年04月30日

Posted by ブクログ

論理的なコミュニケーションに大事な考え方や習慣が書かれている。

・とにかく3つにまとめる習慣
(情報整理力)

・結論を伝えて合意を得たい時は、背景→結論→理由

・状況を報告したり自分の意見を伝えたい時は、結論→理由→今後のプラン

・メッセージトライアングルの活用

・すべての書類は目的の記述から
(戦略的思考)
→この活動の目的は何か?
→その目的は正しいのか?

・イシューシートで焦点を絞る
(問題解決力)

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2016年01月18日

Posted by ブクログ

ドキュメンテーションのレベルを上げるために、紹介してもらいました。

ドキュメンテーションとして、相手が理解し、そこから行動を起こすレベルにするには、下記の実践を続けることが大事だと感じました。


・話を常に三つにまとめること
・目的を明確にすること
・不満足な部分を満足感が得られるように行動を変え、更なる不満足な部分を見つける

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2015年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・・・うーん。良い本だとは思うのですが、正直1章後に思ったのは「P&Gを褒めまくる本?」と感じられてしまったのが残念。

1章の3つにまとめる技術というのは、新入社員をに啓蒙したらうれしいし、また、日常の業務をこなす中堅どころの自分でもリマインドのつもりで読むと分かりやすいかもです。

ただ、残念なことに、この手の内容はP&Gに限らず、コーチング力を目指す各社では取り入れられているので、わざわざP&Gのみに特化するほどではないのかな?とはいってもこの本も2年前の話だから2年前ではやはりハっと気づかされたのかな。という感想。

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2015年01月11日

Posted by ブクログ

目的を明確に
課題、問題点、論点を明確に
全てを3つにまとめる

この3点は学びになった。

それ以外はP&G万歳的な感じで、イマイチだった。

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2012年12月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「目的を明確にする」、ということの焦点をあてて書かれている
その上で「認識の統一」を図らなければいけないが、その際に「英語」は役に立つな、という印象だった
前提が曖昧なまま進むと後で必ず自爆する
最近の日本の電機メーカーも「付加価値」の捉え方がよくわからんし

あとは伝えることは3つにまとめる
3段落ち

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2012年09月10日

Posted by ブクログ

たしかに身の回りにはこの会社の製品がたくさんある。そういう意味では消費者の心を掴むことのできる企業なのだろう。一番を目指す企業風土、社内の英語でのコミュニケーションなどについて参考になった。

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2012年06月09日

Posted by ブクログ

自ら外資でマーケティングの仕事をしているので、特に新しい気づきはなく、むしろ共感の部分が多かった。もう少し「伝える技術」について突っ込んだ内容を期待していたので残念。

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2012年03月31日

Posted by ブクログ

世界でも名だたるマーケティング会社である
P&Gの人の書いたP&Gの秘密を明らかにした本。

P&Gのすごさは、特別なことをしている訳ではなく、
当たり前のことを当たり前に
全社員が実践しているということだろうか。
この「当たり前」っていうのが、簡単なようで難しい。
一部じゃなくて、全員っていうのが、かなり難しい。
それでもその困難にチェレンジしているのがP&Gなのでしょう。

・報告は3つにまとめる
・まず、目的を考える
・英語に訳してみて、日本語の本当の意味を確認する
・顧客第一主義(Consumer is Boss)
・1番を目指す

人によって、違うかもしれませんが、
色々と心に響く箇所があるはずです。

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2012年03月10日

Posted by ブクログ

ハウツーとしては分かりやすい。特にコンシューマービジネスをやってる企業なら実践しやすいとおもう。

ただP&G社内の現場はこんなに完璧ではないはず。

経験や社内の様子が書いてある箇所は話3割と思ってすっ飛ばしながら、キーワード、キーフレーズ周辺だけ読めばよい。

・ポイントは3点にまとめる
・目的にこだわる。
など。

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2011年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まず、P&Gって外資だったのね・・・知らなかった。
おうちを見回せばお気に入り家庭用品はP&Gばかり。

世界のP&Gとなり得たのは、組織の「目的」が社員に共有されているから。

その目的の明確さが社員の振る舞いを正し、つねに成長する組織にしているんですね。
つまり、テストしても誰もまともに答えられないようなうちの会社の社訓には存在意義がないということも実感。

P&Gの社訓とは・・・続きは本でw

つまりこれはコミュニケーション本というよりは組織論に近いというのがわたしの実感です。

後半は「P&G最高!」がだらだら続いた感があり飽きてしまいましたが、
組織のあり方を考えたい方は読んでみるといいかも。

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2011年07月07日

Posted by ブクログ

ためになったけど、期待したより薄い感じでした。これはパラパラ読んで、池上さんの「伝える力」を読む方が良さげかな…

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2011年05月14日

Posted by ブクログ

すごい会社だなー、というのが率直な感想。でも、3つにまとめる・消費者がボス・1番を目指す なんかはどこにいてもできること。特に3つにまとめることはすぐに実践したい。レポートのまとめ方にも応用できそう。

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2011年05月01日

Posted by ブクログ

【感想】
P&Gが170年成長を続けた理由は”目的の明確化・目的の浸透”だと考える。
P&Gの目的である”暮らしをより良いものに”は創業当時から一貫しており、消費者の立場で常に考えているから常に成長しているのだろう。

自分たちの目的を達成するための方法として、issueシートやコミュニケーションノウハウ、3つにまとめて報告することなどの手段が生まれ、マーケティングの長者企業として君臨しているのではないか。

【実践】
3つに情報をまとめる点は明日からでも仕事に使える。
方法としては以下の3点にまとめて会話・資料作成をすることだ。

case1  背景 / 結論 / 理由
case2  結論 / 理由 / 今後のプラン

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2011年04月10日

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