【感想・ネタバレ】探偵ザンティピーの休暇のレビュー

あらすじ

マンハッタンに住むザンティピーは数カ国語を操る名探偵。彼のもとに、日本人と結婚した妹・サンディから「会いに来て欲しい」と電話があった。嫁ぎ先の北海道の旅館で若女将になった妹の言葉を不審に思いながら、日本に向かった彼が目にしたのは、10年ぶりに目にする妹の姿と人骨だった――! 謎と爽快感が疾走する痛快ミステリ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ニューヨークで私立探偵を営むザンティピー。
日本の北海道で旅館の若女将となった妹サンディから連絡が来る。
妹が発見した人骨の謎を地元の小学生、義理の妹とその恋人の協力を得て解き明かす。
ザンティピーの耳は素晴らしく2、3時間話をすれば知らない外国語も話せるようになるという特殊能力を持っていて日本語は読めないけれどペラペラ。おまけに寅さんが好きで日本語の口調は寅さんと一緒といった都合の良い設定。
寅さんの様にお調子者ではないが、人情味があり探偵は他人の秘密を暴いて収入を得るのが仕事だけれど、必要以上に暴き立て広めることは無いというスタンスで事件を解決し治めるといったお話し。

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2023年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱり小路さんの作品好きだわ~って思える本
軽いミステリーで読みやすい
謎解きとかよりも雰囲気を楽しめる
日本語のお手本が寅さんって

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2016年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろかったですね。
いかにも小路さんの作品という感じで。
元気な老人も出てくるし。
こんな作品には寅さん言葉がよく似合う。

タイトルで間違えちゃいけません。
これは探偵小説ではありません。
ファミリー小説です。

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2012年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 マンハッタンに住む探偵・ザンティピーは、日本人と結婚した妹・サンディからの電話で、彼女の嫁ぎ先である北海道の旅館を訪ねることになる。両親とは絶縁状態にある彼だが、妹のサンディとは仲が良く、この誘いの裏にある彼女の不安に気づいたのだった。サンディが婚家にも町にもなじみ、受け入れられている様子に一安心するものの、立ち入り禁止の場所になっている御浜(オンハマ)で彼女が見つけた白骨死体の話を聞き、穏当に解決すべく行動することにする。
*妹の幸せと平穏な人々の暮らしを守るための解決に安心してしまうのは甘いのだけど、徒に何でも暴けばいいというものではないのだ。

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2011年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

会話も多く、さらっと一気に読めました。寅さん口調で話すザンティピー。。。笑えました。妹の嫁ぎ先の優しい方々との会話が面白くて引き込まれました。

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2011年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ニューヨーク マンハッタンに暮らす、探偵ザンティピーは、数ヶ国語を操る名探偵。日本人と結婚し、北海道の温泉旅館の若女将になった妹のサンディから日本に来てほしいと連絡がある。日本に来てみると、サンディは、温泉旅館近くの海岸で白骨化した人の骨を見つけてしまっていた。

バイリンガルのザンティピー話す日本語は、大好きな映画『男はつらいよ』の寅さん口調。そのほのぼのさが、なんだかミステリーなんだけど、事件はほのぼのと、円満解決(?)の人情物語で終わる。
だから、『休暇』なのねと思えば納得。ほんわかミステリー。

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2011年05月08日

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