あらすじ
高校教師・轟梨江子は教え子を家庭訪問した折、おぞましいほどの官能と恐怖の渦に呑み込まれた。森閑とした大邸宅の闇から魔物たちの眼や手が全身を舐めつくし、犯す。これは幻覚なのか? 教え子とは、幼くして「闇世界の覇王の座」を約された“死人使い”瓜生善龍であった!『魔界行』シリーズの超魔人の妖悪世界を描く傑作。
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Posted by ブクログ
魔界行の瓜生 義龍の高校時代の物語。
まあ、もともと、すごい悪者ではないんだよな、この人。何考えているかは、わからないけれど。
しかし、衝撃の事実は、この人、生まれたときから死んでたわけではなかったんですね。もともと、そういうひとなんだと思っていましたが、異質なものから、さらに異質なものに変化させられていたようです。
この人の話だけでも、けっこうおもしろいかも。結論を出すところまで、菊地 秀行は書く気ないんだろうけれど……。
しかし、この人は、お母さんももちろん異質なんですよ。だから、本当は、お父ちゃんが1番すごいと思います。けっこう、嫁さんのこと本当に好きみたいだし。