あらすじ
ここは四千年前の地球、シュメールだというのか!?――九鬼虹人は激しく動揺した。さらに彼がいま対面している異形の者こそ、彼らが追い求めていた龍神だったのである。九鬼は神とともに古代の日本へ行こうと決意する。神話・伝説に語られる神々の‘真実’が目の当たりにできるはずだ! 数多の史料を駆使して神と文明の謎を解き明かす前人未到の大作、ここに完結!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
世界中の古代文明に関する膨大な知識に独自の解釈を組み合わせて、それぞれを日本と絡めながら、かつ物語として成立させる力技に感心するしかない。かなりマニアックなので一般受けしないかもしれませんが、自分にとっては本当に楽しい作品でした。
Posted by ブクログ
「ここは地球、しかも四千年前のシュメール!?」九鬼虹人は激しく動揺した。さらに、彼がいま対面している異形の者こそ、彼らが追い求めていた龍神だったのである。九鬼は神とともに古代の日本へ行こうと決意した。神話・伝説に語られる神々の真実が目の当たりにできるはずだ…!数多の史料を駆使して神と文明の謎を解き明かす前人未到の大作、ここに完結。
Posted by ブクログ
1、2巻は現在の日本が舞台で3、4巻は異国の地で現在ではない舞台の設定で、歴史研究家九鬼虹人とその仲間たちの竜をめぐるなぞ解き冒険小説という感じである。
日本の神話や伝説や古代の神様が次々登場し、古事記や日本書紀をもとに歴史の地を訪れ、さらに外国まで旅をし、異国の神々の神話と結び付けて謎をといていく…歴史あり、SFあり、戦闘あり、オカルトありと満載である。
突飛な発想と笑って済ませればそれまでだが、高橋ワールドにぐんぐん引きこまれていく。
人物のキャラクターもそれぞれ惹かれる部分があり、戦う場面も見事だし、エンターテイメント要素が楽しめた。
まだまだ世界の歴史には謎が多いことを改めて感じた。