【感想・ネタバレ】これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月11日

一貫した主義を持つこと、全員の正義感が一致することの不可能を痛感する本。
本作では数々の例を挙げ、多角的な視点から各々の意見が述べられる。それらに目を通すうちに己の主義は何なのかと迷走を始めた。
誰しもが納得のいく政治、経営の難しさが身に染みる一冊となった。

一点疑問だったのは、アリストテレスの奴...続きを読む隷擁護論で、当時の政府への忖度があったのではないかと疑うほどの脆弱性を感じた。
ソクラテスの最期を知ってかどうかはわからないが。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月06日

・感想
現代の正義、善についてあらゆる哲学者の理論や具体例を交えながら模索している本。
納得したり反感もったりそもそも書いてる内容が理解できなかったり。
正義なんて「人によって違う」ものだけどその「人によって違う部分」をもっと掘り下げて考えてみましょうという本。
著者がコスモポリタニズムの第一人者ら...続きを読むしくやはり結論はそっち向きになってた。
読みながらそんなこと言われたって一般大衆(私含めて)ってあんたが思ってるより馬鹿なんだよなって気持ちになってしまった、
まぁだからこそもっと思考して考えて議論して、生きなさいと説いている。

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