あらすじ
アフリカ某国でのボランティア活動中、内戦に巻き込まれた外科医・勝海由宇(かつみ・ゆう)。眼前で殺戮が繰り広げられる中、勝海も自らの命を守るため銃を手にし、襲ってきた兵士を射殺してしまう。帰国後、流れ着いたのは横浜。右腕に「医師失格」の烙印を刻んだ勝海だったが、一人の医師と出会い……。「人殺しのこの手に……命を預けられるか?」運命を背負った医師――その手にメスを握る資格はあるのか!?
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Posted by ブクログ
NPOボランティアで海外戦場における医療活動を行った経験を持つ主人公・勝海。彼は医師として類まれな腕を持ちながら、その時の凄惨な経験から医師を辞めていた。
ところが、そんな勝海がひょんなことから、ヤクザや浮浪者を含め、治療が必要な者ならどんな奴でも受け入れる皆戸野医院で働くことに。右手に入れた「戒め」のルシフェルの刺青。彼はその手で再び人を救う!
「猿ロック」で知られる芹沢直樹の医療もの。設定など含め、医療もの好きとしては先が楽しみな作品でした。
Posted by ブクログ
人を殺した経緯のある主人公、医者としてあるまじき行為に堕落してしまう。
自身の右手に戒めとして堕天使ルシフェルの刺青をする。
アンダーグラウンドの世界で医者の道を志す。
命を救うことだけが医者の仕事と思われがちだけど
実際そうじゃないんだよね。
Posted by ブクログ
どことかなくワンピース的な要素がありましたね。マン喫でどれを読もうって迷って手にしたけど良かったです。医療って技術があったらこんな生き方もできるなぁ。
Posted by ブクログ
医療物が好きだから、この本も好き。
ちょっと前にブラックジャックによろしくを読んでいたので
内容には、ちょっと物足りなさを感じるけど
医療の詳しさの内容を、比べるところじゃないことはわかってて。
こういうドクターが本当に日本にいて、
地下社会で、人を助けているんだろうか?と思ったりする。
1巻は、勝海由宇の経歴とこれからお世話になる病院との出会い。
この先、どうなるのか?どういう展開になるのか?
読んでみたいと思った。
Posted by ブクログ
人を殺してしまったことで自分が医者であることへ欺瞞を抱くという展開はよくあるものではあるが、
右腕に彫った堕天使がオペの構えをした瞬間天使に見えた。
今後に期待の星4つ