あらすじ
学生はワンコインで食べられる夜食専門店。痩せて可愛くなりたい若葉、何を食べてもおいしくない学年トップの小春、オーガニック料理だけで育った凌真......。悲しみや寂しさを少しずつ消化できるように、店主の朝日さんは愛情を込めた一皿をつくる。孤独な心に力が満ちて、止まっていた時間が動き出す。世界一優しいお夜食で再生していく感動作。
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匿名
続きも購入します
心があたたかくなるお話でした。
様々な事情や環境で心身共にくたびれた人たちが足を止めてしまうお夜食屋さんがあって、主人公が様々なお客さんを通して自身の辛い経験を乗り越えるための準備をしたり成長して前進したりしていく姿が良かったです。あとは、心を一息つかせるようなご飯を食べたくなりました。
Posted by ブクログ
Audibleで。これって虐待なんだろうなあ、と思って聴いた。冒頭は暗すぎて、疲れた帰宅時に聞くのが辛かった。もう再生を止めようと思ったところにあさひさんが登場してくれたので聞き続けられた。『ごはんを最後まで食べきるまで家に入れない』とベランダに出されたことも描かれていたが、最後のお母さんとの和解では取りあげられてなかった。ここはどう説明するのだろうか。更年期のせいにしてほしくないなあと思ってしまった。今はいい治療もあると思うけど。。面白かったです。
Posted by ブクログ
神谷小春
高校受験で志望校に落ちた。一年生から塾に通っている。何を食べてもおいしいと思えない。食べ物の味が分からなくなった。陸上部を辞め、塾も休み、朝日の店でバイトを始める。
田辺
若い女性の英語講師。
秋奈
姉。幼いころから優秀。
朝日
学生はワンコインで食べられるお夜食処あさひの店主。
青木若葉
物心ついたころからずっと、太っている。
小林りりか
若葉の隣の席。
結衣
若葉とクラスでいちばん仲良し。
早川
若葉と同じクラス。野球部のキャプテン。
若葉の母
看護師。
凌真
オーガニック料理だけで育った。
凌真の母
陽太
凌真と同じマンションに住み同じ小学校に通っている同い年の友達。
琉斗
マンションの近くに住んでいる同じクラスの友達。
チャッピー
ミニチュアダックスフント。
笹森
大切な家族(チャッピー)を亡くし、食事が喉をとおらない
小春の母