【感想・ネタバレ】凍結事案捜査班 時の呪縛のレビュー

あらすじ

悲しみが共鳴した時、真実の扉が開く

警察小説界注目の実力派作家・麻見和史氏が文春文庫初登場です! 主人公の藤木は50代の男性刑事。もともとはやり手刑事でしたが、妻をガンで亡くしたことで仕事への意欲を失い。コールドケース(未解決事件)を扱う「警視庁捜査一課 特命捜査対策室支援係」に配属されます。そこに、30年前に立川でおきた小学4年生遺体遺棄事件の再捜査が命じられます。子供を失った父親に話を聞くことで、藤木が失っていた「刑事の矜持」が再び動き出すのか? 「曲者」が揃った「支援係」の面々とたどり着いた事件の真相とは!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

麻見和史先生の新しいシリーズの様だ
凍結事案捜査班・・・文書捜査官と同じ様・・・
時の呪縛とダブる凍結事案捜査班、タイトルだけ
で分かりますよね
異常犯罪が多めの麻見先生、凍った事件が動きだ
す理由もアレですが、この作品は捜査官個々人の
事情を前面に出してきているし、本書では主人公
以外はサワリ程度でトラウマを匂わせているダケ
最後に犯人の手記とかあるので興ざめするのです
が、30年前の事件に着手した途端に事実がボロボ
ロと暴かれるのは(いえ、理由はあるのですよ)
ご都合主義ですが、結局主人公の刑事が切れ者だ
という部分は読後感がよろしい
続編まってます(´・ω・`)

0
2024年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

妻を亡くし捜査に消極的になった主人公が、未解決事件の特捜班に加わって、本来の刑事の魂を思い出していく物語。
子供が被害者の事件なので、なかなかしんどかった。残された親の気持ちを思うと涙が出る。
この作品もシリーズ化するのかな。続編を読みたいです。

0
2023年09月03日

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