【感想・ネタバレ】凍結事案捜査班 時の呪縛のレビュー

あらすじ

悲しみが共鳴した時、真実の扉が開く

警察小説界注目の実力派作家・麻見和史氏が文春文庫初登場です! 主人公の藤木は50代の男性刑事。もともとはやり手刑事でしたが、妻をガンで亡くしたことで仕事への意欲を失い。コールドケース(未解決事件)を扱う「警視庁捜査一課 特命捜査対策室支援係」に配属されます。そこに、30年前に立川でおきた小学4年生遺体遺棄事件の再捜査が命じられます。子供を失った父親に話を聞くことで、藤木が失っていた「刑事の矜持」が再び動き出すのか? 「曲者」が揃った「支援係」の面々とたどり着いた事件の真相とは!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 刑事として第一線で活躍していた50代の藤木、妻を病気で亡くし、立ち直れず、凍結事案捜査班という未解決事件を取り扱う部署に配属される。
 そこにいる仲間たちも、それぞれ事情を抱えているようだ。
 どちらかというと、後方支援のような部署だが、あることがきっかけで、30年前の未解決事件の真相を現場に出て追うことになる。
 この捜査をきっかけに、時が止まっていた藤木の心に少しずつ、変化が現れてくる。第一線で活躍していた時の刑事の感を取り戻していきながら、妻を亡くしたことで、今まで見えていなかったそれぞれの立場の人たちの心情を自分なりに汲んでみたり。
 また、配属されてから、深く関わってこなかった部署の仲間たちも、彼らが妻を亡くして抜け殻のようになっている藤木に、それぞれの形でサポートされていたことにも気がつく。
 30年前の未解決の事件が、ここにきて新たな事件へとつながっていくが、その結末になんともやりきれない気持ちになった。

0
2025年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

麻見和史先生の新しいシリーズの様だ
凍結事案捜査班・・・文書捜査官と同じ様・・・
時の呪縛とダブる凍結事案捜査班、タイトルだけ
で分かりますよね
異常犯罪が多めの麻見先生、凍った事件が動きだ
す理由もアレですが、この作品は捜査官個々人の
事情を前面に出してきているし、本書では主人公
以外はサワリ程度でトラウマを匂わせているダケ
最後に犯人の手記とかあるので興ざめするのです
が、30年前の事件に着手した途端に事実がボロボ
ロと暴かれるのは(いえ、理由はあるのですよ)
ご都合主義ですが、結局主人公の刑事が切れ者だ
という部分は読後感がよろしい
続編まってます(´・ω・`)

0
2024年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

妻を亡くし捜査に消極的になった主人公が、未解決事件の特捜班に加わって、本来の刑事の魂を思い出していく物語。
子供が被害者の事件なので、なかなかしんどかった。残された親の気持ちを思うと涙が出る。
この作品もシリーズ化するのかな。続編を読みたいです。

0
2023年09月03日

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