あらすじ
生まれつき耳が聞こえず、公爵令嬢でありながら孤児院で暮らしていたニーナ。父親の手駒として、王太子の側近で伯爵のルスランに嫁ぐ。かつて憧れた人の妻となり、淡い期待を胸に迎えた初夜。ニーナが読唇術ができると知らないルスランが「君を愛しちゃいけないんだ」と口にするのを見てしまう。仕方がないことと納得したニーナだったが、聞いてはいけないことを聞いてしまい、読唇術のことは言い出せないまま…。「何でもする。だから僕の傍にいて」誰も愛することができないはずの軽薄伯爵が、妻を一途に愛すまで。
※こちらは単話1～6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
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斬新なヒーローだった
たぶん初めて読む作家さんですが、とってもおもしろかったです。
耳が聞こえないヒロインの世界がとても丁寧に描かれていて、自分も聞こえない気持ちになりながら読めたし、ヒーローが今まで読んだ中にいなかったタイプなのがすごく興味深かったです。
天真爛漫って、こういうことを言うのね、と思いました。
自分のことをカッコいいとかぺらぺら言えちゃうシーン、ニーナの戸惑いとまったく同じ気持ちになりました。
途中で何度か「バカでちゅねー」と言いたくなりましたが、そのバカっぽさもよかった。
ニーナとよいコンビになってゆけそう。
ラストもとってもかわいくてよかったです。
ついうふふ、と笑ってしまうようなラストで心があったかくなりました。
他の作品も読んでみたい作家さんを見つけられて嬉しかったです。
かっこいいヒーローではないけど
思っていたような、一途で出来たヒーローじゃないけどそれがよし！と、思える素敵なお話でした。
物語の間に成長したようなしてないような笑
読み始めの嫌悪感が薄れて、仕方がないと主人公と一緒に苦笑いしました。
匿名
良かった
さすがイチニ先生。ヒーローが、いい所が顔だけのような残念ヒーローでしたが、読み進めていくうちにヒーローに愛着がわいてきました。ニーナが黒く髪を染めて孤児院に居たことをヒーローが覚えていて、ニーナを助けに行くシーンは、大好きで、何度も読み返しました。
匿名
おバカだけど素敵。
バカねぇ、もう。
と、何度思ったか。
言わなきゃいいのに言っちゃう可愛いらしいヒーローでした。
久しぶりの夜、真剣で軽薄な誓いの言葉が大好きです。
裸マフラー万歳。
笑いました！ ヒーローくんのあまりの愛らしい残念っぷりに拍手喝采です！
憎めないなぁ〜 こういう人のことは。
一方でヒロインちゃんは儚げな見た目に反し、なかなかに豪胆で、ヒーローを残念なものとして脳内独り言が面白かったです。ありがとうございました。
絵師様、とてもピッタリな綺麗な絵で、とてもとても佳かったです。ありがとうございました。
最高w
イチニさん、今回も裏切りません、面白かったです！！
しかしまあ、なんともおめでたいヒーローw
でも、こんなヒーローも大好きです！
全編を通してアホな奴でしたが、最後に全裸にマフラーをキメられて、爆笑、参りました。
そして、他の方も仰っていますが、あのラスト、ほんとにいいですよね！
あまりの2人の可愛さに、心臓を撃ち抜かれました〜w
ストーリーの面白さは言わずもがな。
シリアスとコメディのバランスも絶妙！
次回作も楽しみにしています。
母親亡き後家族から疎まれ、音のない静かな世界で慎ましく暮らしていたヒロインの心の声が饒舌でとても可愛らしい。
対するヒーローは独り言も筆談も常に饒舌なうえに自意識過剰で軽薄で熟女殺しの異名をもつ、文字にすると非常にややこしく面倒くさい男。
愛し愛されることに不慣れな二人。
歯痒さが心地よい、そんな物語。
ヒーローが、、いたい
コメディ感満載ですね(笑)
正直、こんな男性めの前にいたらドン引きです。
でも、結果ハッピーなので良かったのかな、、
二人の子どものお話も見たかったです！
好き嫌いが分かれるヒーロー
耳が聞こえず孤児院へ送られていた公爵令嬢のヒロイン。父の政敵相手との結婚のために呼び戻されます。結婚相手は昔一度会った伯爵令息でした。政敵なため王太子からヒロインを愛することがないように釘を刺されているヒーロー。そんな2人のすれ違いながらも幸せになるまでのストーリーでした。
ヒーローが他とは違いチャラく軽いです。でも一途なのは一途です。それが良い人もいれば苦手な人もいると思います。評価が良かったので世間的には面白いと思えるヒーローだったのでしょう。ただ現実的に王太子の側近なのに口は軽いし、行動が軽薄だし、今まで色々な人とやってると性病の心配もあるよなぁと考えてしまいました。個人的にはもう少し現実的なほうが好みでした。
