【感想・ネタバレ】SPEEDのレビュー

あらすじ

頭で納得できても心が納得できなかったら、とりあえず闘ってみろよ――。平凡な女子高生・佳奈子の日常は家庭教師の謎の死をきっかけに、きしんだ音を立て始める。謎を探る佳奈子の前に立ちはだかる敵。そして、偶然出会った風変わりなオチコボレ男子高校生たちに導かれ、佳奈子は歪んだ世界に敢然と立ち向かうことを決心する! 大人気のザ・ゾンビーズ・シリーズ第3弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ザ・ゾンビーズシリーズの三作目にあたる作品。
フライ・ダディ・フライ→レボリューションNo.3→SPEED
と、順序を無視して読み進めてきたけど、どこから読んでも楽しめるのがいいところかな、と思います(*^^*)

簡単に言ってしまうと、女子高生が新しい世界へと飛び込んでいく話。
同年代の主人公だったこともあり、(最近まで女子高生だったし、同年代って言ってもいいよね?)また金城さんの文章が自分に合っていたこともあり、さくさく読み進めていけました。
今回もザ・ゾンビーズはむちゃくちゃにやってるけど、やっぱり爽快感があっていいなあ。
あと、ステキな台詞が要所要所にでてきて、いっそう本作をキラキラさせている気がします。でも、クサい言い回しじゃない。どこまでも爽やかな印象…かな?
……山下w

ネタバレになっちゃうとこれから読む人によくないかなーと思うので、内容に深く踏み込まないで書きましたー。
おそらくぼんやりした印象しか感じないと思うけど、気になったらぜひ本作品を読んでみてくださいね(^^;

すぐにさーっと読める。けど、どれも内容がペラいわけじゃない。やっぱり金城さんの作品、すきです♪

0
2012年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトル通りのスピード感とテンポに乗せられて、あっという間に読み終えてしまった。主人公の佳奈子はごく普通の、どこでもいる高校生。日常に対して特に不満を抱いていなかったが、家庭教師の死、『ゾンビ―ズ』のメンバーと出会いを機に変わっていく。その様子は、萎れていた植物が、水をもらい生き生きとするような、瑞々しさがあって、気持ちがよかった。
「頭で納得できても心が納得できなかったら、とりあえず闘ってみろよ」
は、登場人物の言葉だが、私たちは「こんなもんか」「しょうがない」と思うことがなんと多いことだろう。
佳奈子のように、あることがきっかけで、当たり前と考えてきたことに対して、疑問を持つというのは、震災後の私たちに重なるものがあるな――と思ったりもする。

0
2012年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

朴舜臣
パクスンシン。在日朝鮮人の高校生。佳奈子が襲われているところを助けた。高三。停学中で土方のアルバイトをしていた。

南方

岡本佳奈子
十六歳。聖和女学院の女子高生。割りと有名なお嬢様進学校。

ママ
毎年十一月に習い事を始める。

上原彩子
都内の有名私立大学の四年生。家庭教師。校舎から謎の飛び降り自殺をした。

谷村
ゼミの教授。

パパ

南田
スーパーハイミスと呼ばれている担任。

中川
彩子と法学部の同級生。永正大学。

麻生
永正大学商学部一年。佳奈子を襲った。

萱野

山下

咲子
佳奈子と仲が良かったがシカトする。

絵里
佳奈子と仲が良かったがシカトする。

アギー
佐藤健。南方たちの同級生。日本とフィリピンのハーフ。超ハンサム。大きな下半身も保有。

ヒロシ
朴舜臣たちの親友。病気で死んだ。

アギーのママ

井上



笹山
未成年への買春疑惑で法務大臣を辞職。

石原隆太郎
俳優。

青木

河野

0
2025年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今作も悪いやつをやっつけてくれてスカッとした!中川へのパンチ、金ばらまき、車爆走の流れは最高です。ラストの"彼らに追いつけない、一緒にいられない"と線を引いてしまう気持ちは分かるなぁ。かなこちゃんがまた彼らと再会できますように。

0
2022年03月26日

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