【感想・ネタバレ】落日の王子 蘇我入鹿(下)のレビュー

あらすじ

権勢をほしいままにする蘇我入鹿をじっと窺っていたのが、中大兄皇子と中臣鎌足らの連合勢力だった。彼らは蘇我氏の専横を憎み、唐にならった中央集権国家を樹立しようと謀っていた。ついに皇位までも手に入れようとする入鹿の野望を挫くため、新羅使から皇極女帝への厳かな朝貢儀式の最中、暗殺の刀は振り上げられた。血塗られた宮に、若き入鹿の野望は脆くも潰え去った。乙巳のクーデター=大化の改新の起こるまでを、色鮮やかに描き出す、古代史傑作小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

政治的支配者たる大王と祭祀の支配者たる皇帝の権威を併せもつ座に登ろうとする蘇我入鹿。その野望が中大兄息子=藤原鎌足による大化の改新に脆くも潰え去るまで

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2012年03月22日

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