あらすじ
与えられた時間は10秒。そのとき、発した言葉が全てを変える!ビジネスシーンで「発言する」とき、忘れてはいけないことがあります。それは、「仕事をしている人は、そもそもみんな忙しい」「全ての人があなたの話を聞きたいわけではない」という現実。そこで求められるのは、「ひと言」で本質を伝えて、納得してもらい、行動してもらうスキルです。目的が曖昧になってきたときには、「そもそも、何をやりたいんでしたっけ?」と。また、新規事業に躊躇する相手に対して、「強みがないなら、作るしかありません」と言うなど、プロが現場で使っている45の“決め台詞”を紹介します。本書は、数々の現場をマネジメントしてきたコンサルタントによる「相手を刺激して、場の空気を変える」力を磨くための一冊となっています。
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Posted by ブクログ
この本のわりと前半に出てくる「高く!」「広く!」「深く!」というフレーズは非常重要な考え方だと思いました。
心にささったフレーズ&シーン
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「Howよりも、まずはWhatですよね」
「何をやるか」を考えなくてはいけない時でも、すぐに「どうやるか」を考え始める日本人。
「ゼロベースで考えてみましょう」
固定概念・先入観・偏見からくる囚われを解消する。
「なかでもどこが、一番違うと思いますか?」
相手が断固否定の場合のカウンタートーク。
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この本を読み進めていく際に、私は「自分が著者にコンサルを受けている」ような感覚になりました。
コンサルで使うというよりは、自分自身を見つめ直したいと思ったときに読みたい本です。