あらすじ
「買って下さい!」と連呼すれば売れるというものではない。「高いから買うな」というコピーが当たることもある。モノを売るのは難しい。「売るための知恵」の集積、それがマーケティングである。「午後の紅茶」と京風キムチからブランドの正体を掴み、スーパーの腕利き店員と自虐CMから効果的な売り文句のメカニズムを知る。読めば仕事に役立つヒントが必ず得られる、すべての働いている人のためのマーケティング入門。
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Posted by ブクログ
時代が変われば売れるための戦略だって
まあ変わるのです。
ただ、注意事項として、
タイトルの事柄は明確化されていません。
まあ、言えるのはインターネットのせい?
テレビ離れのせい?とでも言っておきましょうか。
要するに、テレビ神話は終わったわけです。
そりゃあ、番組にある種の人たちばっかり
続いたり、番宣しかしないところなんか
見たくもないんですよね。
成功例と失敗例をもちいた
マーケティングに関して。
もう、テレビメインはやめましょうということ。
Posted by ブクログ
* 性能や利便性など、機能的な価値における差別化が困難になると、情緒的な満足度の差異が重要になる。人は情緒的満足のためにもお金を払う。
* ブランド展開において重要なことは、量の拡大を優先しないこと。いま顧客から認知されている「そのブランドらしさ」を常に把握して、その「らしさ」が維持される範囲で、段々と拡張することが望ましい。
* 広告モデルの古典 AIDMAの法則
*
* Attention 気になって
* Interest 興味を持ち
* Desire 欲しくなり
* Memory 記憶し/Motive 動機
* Action 行動する
* 情報受動型
*
* 広告に接して買いたくなる
* 情報検索型
*
* 買おうと決めてから情報を探す
*
* 家を買う/車を買う
* 広告の効き方
*
* 情報受動型
*
* 広告に接したことが契機となって購買に繋がるもの。購入して失敗してもやり直しが効くカテゴリが多い
* 情報検索型
*
* 何かを購入する必要があって、「情報検索モード」になっている人に対して、自社の商品への関心を向上させるもの
* 広告モデル AISASの法則 2005年に電通が発表
*
* Attention 気になって
* Interest 興味を持ち
* Search 探して
* Action 購入して
* Share 分かち合う
* 企業活動で失態があってCM自粛しても、すべてがマイナスに働く訳ではない
* ビールのような価格帯の商品は情報受動型でモノを買うパターンが多いので、CMの自粛が販売減少に直結。家電製品の場合は店頭などで銘柄を決めることが多いので、お詫び広告のイメージがプラス(真摯な企業姿勢)に働いた。
Posted by ブクログ
「売るための知恵」の集積であるマーケティングの基本知識を解説した本。
「売り手の想い」と「買い手の願い」をうまくマッチングさせる知恵。それがマーケティング。このマーケティングの本質を理解した上で、売れるための施策を考えることが大事です。