【感想・ネタバレ】かくて謀反の冬は去り 2のレビュー

あらすじ

各界騒然のスペクタクル宮廷劇、第2幕!

奇智彦が摂政になって間もなく。
東国を治める豪族の長、祢嶋太刀守(ねじまのたちもり)が三○○○の兵を率いて王都を取り囲む。

太刀守は、娘を奇智彦の妻にすると取り決め、姫を残して去ってしまう。
「自分の手足となる軍隊」を切実に求める奇智彦だが、先立つカネがない。

そんなとき、奇智彦の許嫁となった“白い妖巫”――愛蚕姫(めごひめ)が、妖しく囁く。
「殿下。借財にもコツというものがあるのですよ」

――銃口は火を噴き、自動車は公路を逆走し、熊相撲の笛は闇夜をきりさく。
黎明の王国に、新たな謀反の風が吹く!

※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いやあ、面白かった。一巻よりもさらに面白さが増したかも

摂政に就任した奇智彦にこれでもかと襲いかかる困難の数々。
東の有力豪族の来襲に、押し付けられた許嫁。
国軍のクーデターによる内乱を、やっと乗り切ったと思ったら、更なる危機。
そして身近な者の密かな陰謀。

いやあ前巻にも増してスリリングな展開にドキドキとしてしまった。
戦闘場面がかっこいいね。喝采を上げてしまった。
軍神コルネリア、いいキャラだ。
奇智彦の婚約者になった愛蚕姫もなかなかいいキャラ。
それにしてもこの世界では、男は頼りなく、荒良女は言わずもがな咲も含めて、女性の方が色んな意味で強いね。

そしてまだまだ波瀾が満ちていそう。
続きが楽しみ。

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2024年06月13日

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