【感想・ネタバレ】もっとも美しい対称性のレビュー

あらすじ

数学の本の書き手として著名な、イアン・スチュアートが書いた代数と量子物理の対称性を中心とした、著者久々のポピュラーサイエンス読み物です。前半は、ガロア群論を中心とした代数方程式の解の話、後半は量子物理における対称性の破れに関する話の構成をとっています。本書では数学と物理の理論に触れながら対称性とは何かに迫っています。登場するのは、ユークリッド、アルキメデス、フィボナッチ、ガウス、ラグランジュ、アーベル、ガロア、ハミルトン、リー、キリング、アインシュタイン、ファラデー、マクスウェル、プランク、シュレーディンガー、ハイゼンベルグ、ディラック、ウィグナー、カルツァ、ウィッテン、などです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

対称性は、さまざまな原理の中で、重要な概念のひとつです。
設計原理の中心に、対称性をすえて、体系化を図ろうと、対称性の本を読み漁っていて、本書にたどり着きました。

もっとも美しいという形容詞をつけることができるのは、理論的な背景があるためかもしれません。

どこまでも興味が尽きない話題です。

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2011年12月07日

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