【感想・ネタバレ】最終便に間に合えばのレビュー

あらすじ

OLから造花クリエーターに転進した美登里は、旅行先の札幌で七年前に別れた男と再会する。身勝手と独占の欲望にさいなまれた苦々しい思い出は、いつしか甘美な記憶にとってかわり、空港へと向かうタクシーの中で美登里を誘ってくる男に、彼女は感情の押さえがたい力をおぼえるようになるが……。大人の情事を冷めた目で捉えた表題作に、古都を舞台に年下の男との甘美な恋愛を描いた「京都まで」の直木賞受賞二作品ほかを収録する充実の短篇集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

林真理子さんの短編集。直木賞作品。
先日他の一冊を読んだ時には、えっ?直木賞作家でしょ?って思ったのだけど読みやすいからつい再チャレンジしてしまいました。
でもチャレンジしてよかった。こっちのほうが面白かったです。
しかも1988年出版っていうからすごい。負け犬ブームのだいぶ前じゃん(笑)
バブルな雰囲気も意外と好きだったりして。。

こういう気持ちわかる、こういう男いる、こんな女知ってる・・・見栄やプライド、意地に埋もれたダメダメな男女の話だけど、どこかしら共感できちゃう。
難しい本読みたくないなあというときや、残業帰りで疲れてるときでもスルスル読めます。
通勤片道で1話いけるっていいよね?!

0
2014年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一話目の「最終便~」にむかついた。面白かったからむかついた。
こういう駆け引きは腹が立つ。
京都の若い男の話も面白かった。そんなもんだよなあ。

0
2011年08月18日

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