あらすじ
コンサートを控え遠出できない館原と過ごすため、東京にやってきた吹野。館原のマンションでともに生活し、彼の音楽をそばで聴き、蜜月に近い日々を過ごす。だがふたりだけで過ごせた軽井沢と違って人の多い東京で、吹野は自身のコンプレックスと改めて向き合うことになり……? 天才ヴァイオリニスト館原と音のない世界で生きる吹野の恋。「バイオリニストの刺繍」続篇!!
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もっと読みたい!です。続編の続編が欲しい。お互いの家族に紹介し合うシーンとか読みたい…そのままで素晴らしく、見事な終わり方ですが、つい「もっとこの先を!」と望んでしまうほど大好きな作品。じん、と響く物語でした。最高。
凄く良い終わり方
今回は、主に響目線です。
響自身のコンプレックスと向き合っていきます。
お互い、補い合い
成長していく過程が見れて良かったです。
最後は、ちょっと切ないけど
気持ちの良い終わり方でした。
Love増し
バイオリニストの刺繡。の続編。館原の全く隠さない吹野への愛が堪能でき良かった。
吹野はまた聴こえない事で傷つけられますが前を向いて色々と動いていき、とっても変わっていったと思います。
前作もでしたが、障害をもってる方の気持ちを考えさせる作品。
クラッシック曲の話も沢山でてくるんですがその辺は全く分からないので結構飛ばしちゃいましたが、、。
あーどうせなら一緒に住むところまでみたかったな。
Posted by ブクログ
前作『バイオリニストの刺繍』の続編。
この2作品はなかなか奥深いストーリーで、普段割と速読みですがじっくりいつもより時間をかけて世界に浸ってきました。吹野の心情に胸が痛くなりながらもだからこそ館原と出会えた縁に心から感謝したくなりました。
本作は、ツンな吹野の館原への想いが溢れていてとても愛おしかったし、世界に認められる男なのにプライベートでは響きさん一直線で嫉妬心むき出しな神原が相変わらず健在で微笑ましく良かったです
待ちに待った続編!!
続編が雑誌に掲載されていると知ってから文庫化するまでずっと待ってました。
館原さんとツン吹野さんのその後の恋模様でした。
吹野さんからツン要素がだいぶ取れて、二人が愛を育んでお互いに成長している良いお話でした。
また前作のようにめちゃくちゃ泣くようなしんどい展開があるんだろうなと勝手に思っていたので、ただただ愛に溢れている二人がいて肩透かしをくらいつつ、ほっこりしました。
音楽や星を用いた比喩表現が多くて、作品がお洒落になっていましたが、個人的にはここまでお洒落にしなくても…とは思いました。
なのでロマンチストさんは必見です!