【感想・ネタバレ】20歳の自分に教えたい本物の教養のレビュー

あらすじ

「教養」と聞いてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?
学校で学べる科目、独学で身につける知識、時代や場所を越えて受け継がれる学問……どれも間違いではありません。
ただし、私たちが生きるこの時代は不確定要素が多く、人・場の状況・お金などの環境要因に振り回されるシーンも数多く存在します。
そんな中で、「自分は何を基準にどう行動するのか?」「何を大切に生きていきたいか?」という、思考や判断のベースを築く教養こそが、今求められているのです。
本書ではそれを「本物の教養」と呼び、【お金・資本】【宗教】【哲学・思想】【歴史】【芸術】【言葉と文学】の6テーマを厳選しました。
これらはどれも、奥深き教養の世界の土台を支える柱……6つあるので、六角柱を想像してもらえればピッタリです。
昨今の世界的な戦争やパンデミックに代表される、予測不可能な生きづらい時代を、より良く、そしてより豊かに生き抜くためのエッセンスが、本書にはつまっています。まさに教養の玉手箱と言えるでしょう!
単に複数の知識を持っているだけでは見えてこない、「知」と「知」の連鎖反応によって切り拓かれた世界に到達した人こそが、本物の教養人なのです。
さあ、「知の貧困」を脱し、みなさんも味わい深い探究の旅に出かけませんか?

※カバー画像が異なる場合があります。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

様々なジャンルの教養を興味を惹くように簡潔に紹介している本。
学校でテストに向けた勉強しかしてきておらず、本当の意味で教材を理解したり嗜んでこなかったことを後悔したほど今まで学校で扱われてきた教材が良い物である事に気づいた。そして、若いうちに世界的に有名とされているものを一通り触れておきたいという気持ちにさせてくれた。特に、日本人として日本語の文学や芸術などを経験したくなった。
教養のある人に囲まれる人生を送るために、まずは自分が教養のある人になりたい。

0
2025年11月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あらためて教養の大切さに気づかされた。特に印象的だったのは、最後のまとめ部分で述べられていた「教養の面白さや大切さに気づくと、世界がとても楽しく、明るく見え、時間が足りないと感じるほど人生が充実する」という言葉だ。この一節を読み、自分の中にも強く共感と感動が生まれた。

本書で紹介されている分野の中でも、私は音楽・哲学・文学・芸術については知識が浅く、これまで深く触れてこなかった。しかし、その中でも特に文学と哲学には以前から興味があり、この本をきっかけにまずは本を読むところから始め、それぞれの魅力を少しずつ感じられるようになりたいと思った。

教養は、すぐに成果が見えるものではないかもしれない。しかし、それを積み重ねることで人生の視野は広がり、日常の景色も変わってくるはずだ。これからは自分の人生をより充実させるために、日々の学びを大切にしていきたい。

0
2025年08月13日

「雑学・エンタメ」ランキング