あらすじ
問題児の巣窟といわれるディベート部に入部することになってしまった少年。その日から平凡だった学園生活は一転、波瀾万丈な毎日が始まった。少年はディベートの天才と呼ばれる美少女副部長に鍛えられ、自らの才能を開花させていく。コミュニケーションスキルを上げるための方法として今、「ディベート」が注目されている。議論形式の入社面接を採用する企業も増えてきており、学生から社会人まで、さまざまなシーンで役立つのが、このディベート能力だ。本書は、高校のディベート部を舞台に、そのノウハウを吸収しつつ、固い友情で結ばれていく少年少女を描いた、いわば実用的青春小説である。
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Posted by ブクログ
読んだよ.
えー,激論ラブコメだそうです.
キレイな先輩に誘われてディベート部に入部した桜井くん.
いつも「一言多い」彼が,その一言多い事を褒められた桜井くん.
キレイな先輩にからかわれつつ惚れてしまった桜井くん.
そこで様々なテーマでディベートを行う.
活動場所は学校のどこか.
部室で部員だけでディベートしても面白くない.
ギャラリーが居てこそ盛り上がる.
そういう理由だとか.
で,そんな先輩をディベートで言い負かそうと頑張る桜井くん.
うん,面白かったよ.
とりあえず書き出しが素敵だね.
奇人変人が集まって友達募集する部活も,
世界を大いに盛り上げるんだか助けを求めてるのか分からない団も
試験結果をMPにして召還獣で戦う学校も無いとかナントカ.
あれ?でもこういう,
宇宙人,未来人,超能力者,異世界人,サンタクロース等の否定から入ったラノベが無かったっけか?
とかそんな無粋な事を考えてみたり.
そう,最大公約数的な….
それはそうと,
「一度も侵入を許したことのない砦は頼もしいが,一度も進入したことのない兵士は情けない」
ってコレの元ネタって孔子だったんだね.
まぁ,いいや.
それなりに面白かったよ.