あらすじ
健康にこだわる人ほど、不健康になっている!?「○○をとると病気が治る」「△△を食べるとやせる」。次々とテレビをにぎわす健康食。冷静に見ると、たった一つの食品や栄養素を取り上げて良し悪しを断じるものばかり。食生活全体をとらえず、木を見て森を見ない情報が垂れ流される。ところが「百歳まで元気に生きたい」「家族の健康のために」とまじめに考える人ほど、「専門家の言うことだから」と踊らされ、かえって不健康になる皮肉。命を落とすことだってありうるのだ。ほんとうにからだによい食事とは? ここ数年の健康食ブームを徹底検証、常識のウソを暴く!【「一品健康食ブーム」の落とし穴】ごはんを抜いて肉を食べれば糖尿病が治る?/牛乳を飲めば骨粗鬆症が予防できる?/「朝バナナダイエット」に効果はあった?/青魚を食べると頭がよくなる?/ヨーグルトには老化防止のはたらきがある?/納豆を食べると血液がサラサラになる?……
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Posted by ブクログ
たった一つの食材で痩せたり、体に良い影響を及ぼしたりすることはない、ということが良くわかりました。メディアに惑わされないようにしなくては。自分の食生活を見直すきっかけとなりました。
Posted by ブクログ
■食
1.長寿の人は何を食べているかはまったく意味のない質問である。元気に長生きしている人たちの体をつくりあげる若い時期の食、どのように生活をしていたかを調べずにそこだけしっても意味がない。
2.フード・ファディズムは疑え。すべての食品に食べたほうがいい理由と食べないほうがいい理由がある。
3.脳のエネルギーはブドウ糖であって砂糖ではない。
4.トクホには手をだすな。本当にその効能があるのなら食品ではなく薬である。
5.ほとんどの論文はマウスにふつうではありえないほど大量に1つの食品を食べさせて実験している。
Posted by ブクログ
「粗食」推奨の書籍。
巷に溢れる健康情報の真偽を問うている。
食事のとり方の例え、男性は「胃袋」で食べ、
女性は「頭」べ食べるというのは腑に落ちた。
Posted by ブクログ
「何を食べるか」よりも「何を食べないようにするか」というところはなるほどと思った。
①原材料の形がわからないもの②原材料表示の文字数が多いもの③おばあちゃんが知らないもの④赤ちゃんが嫌うもの⑤パッケージがカラフルなもの
この5つはできるだけ避けたい。
Posted by ブクログ
なるほどと思うことはいろいろありました。一部抜粋。
・○○は何々に良くて効くからとテレビで紹介されると、そればかり摂る人が増えてブームになるということが繰り返されてきたこと
・戦後のパン食推進にまつわるあれこれ
・トクホって??
全面支持という訳ではありませんが、「すべての食品にはプラスとマイナスの両面がある」「原材料表示の文字数が多いものは避けよう」ということはその通りだな、覚えておきたいと思いました。
Posted by ブクログ
一品健康食ブーム、思い当たるものが沢山(苦笑)読み物として面白かった。原材料表示が少ないものなんて、加工品はほとんど無い。簡単で美味しいって、怪しいってことなのかな(苦笑)
Posted by ブクログ
この本の主張:
・1つの食材だけで、健康に良い悪いを語るな
・伝統的な日本の食事(ご飯、味噌汁、漬物+α)を食べてれば充分健康になれる
・カタカナ主食(パン、パスタなど)は避けろ
マクロビオティックや色んなところで語られてるところだけど、シンプルに書かれているのでわかりやすかった。
この本を読んだあと、パンを自作したことがあったんだけど、ケーキ並みとは言わないけど、豪快に投入されるバターや砂糖を見て、確かにご飯中心食にすべきだな、と実感した。
1日2食はご飯、を実践してみよう。