あらすじ
盲目の女の子とわは、大好きな母と二人暮らし。母が言葉を、庭の植物が四季を、鳥の合唱団が朝の訪れを教えてくれた。でもある日、母がいなくなり……それから何年経っただろう。壮絶な孤独の闇を抜け、とわは自分の人生を歩き出す。おいしいご飯、沢山の本、大切な友人、一夏の恋、そしてあの家の庭。盲導犬ジョイと切り拓いた世界は眩い光と愛に満ちていた。涙と生きる力が溢れ出す感動長編。(解説・平松洋子)
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Posted by ブクログ
前半は本当に読むのが辛かった。
「もうやめて!!!!」と何度も思いました。
後半はジョイと出会って前向きに生きていくとわちゃん。とっても素敵でした。
目の見えない女の子の話、という情報は知っていたのですが、それ以外は何も知らない状態で読み始めました。
読んだ時期がたまたま自分の30歳の誕生日の数日前だったので、このタイミングでこの本に出会えたのは奇跡かも!と思いました。
後半の写真館でのシーンは電車の中であやうく泣きそうに。
Posted by ブクログ
自分が仕事をしていた分野の内容が多々あり、
容易に描写が想像出来、
前半は読んでいられず飛ばしたところもチラホラ。
後半は、人間としての生き方をしていたのでようやく読めた。
実際にあった話かと思うほどのリアルさがあり
療養中の身でありながら仕事がしたくなってしまった。
個人的な仕事の事を思い、
障害者支援はやり甲斐があったんだな、とつくづく思える作品だった。
Posted by ブクログ
あたたかい気持ちで読んでいたら途中から様子がおかしくなりショッキングな展開に
でもジョイと出会ってからどんどん世界が広がって、またあたたかい空気感の物語が紡がれていってよかった
Posted by ブクログ
前半とにかく辛かった。お母さんとの温かい時間があったから余計にとわの1人でなんとか生きていたあの時間が本当に辛かった。やっと人の目に見つかって、救いの手が差し伸べられて、少しずつとわが変われていくところでようやく安心した。
とわが感じていた香りとか、情景が伝わって、とわが感じでいたように自分も感じることができた。目が見えない人も香りとか音とかでどんな風に感じているのか、どんな風に生きているのか分かった気がした。目が見えてる人以上にいろんな情報があって、色とりどりな世界が広がってるんだなぁと。
あとジョイかわいい。
Posted by ブクログ
途中まで、母と娘の愛情の物語だと思っていた。油断していた。壮絶で表現がリアルで暗い暗いページが続きました。最後は希望に溢れる気持ちの良い終わり方で一安心。小川糸さん恐るべしと思った作品。
Posted by ブクログ
一気読みした。今までに読んだ虐待・育児放棄の小説の中でも、いちばん壮絶だったかもしれない。途中まで愛されていた記憶があるのが、壮絶さを和らげてはいたけれど。
ずっととわ視点だから、匂いや音で世界を感じている表現が繊細で、逆に視覚で感じるものはあまり描かれていない。視力のある人生を生きてきた人には想像のつかない世界を、想像させる力が素晴らしい。
Posted by ブクログ
前半よくわからないまま読んでた。主人公の感じていた無知を追体験してるみたいだったので、今度は後半を知った上でもう一度読みたい。でも、あの意味のわからなさを主人公と一緒に体験できるのは1回目に限られるなと思うともったいない。