あらすじ
39歳になったカメラマン・横道世之介が暮らすのは、東京郊外に建つ下宿「ドーミー吉祥寺の南」。元芸者の祖母が始めた下宿を切り盛りするあけみちゃん、最古参の元芸人の営業マン礼二さん、書店員の大福さん、大学生の谷尻くんらとゆるーっと暮らす毎日に、唐突に知り合いのベテラン教師ムーさんの引きこもりの息子一歩が入居することになって……。下宿仲間たちと繰り広げる、温かくてしょっぱい人間ドラマ。
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Posted by ブクログ
小説というもの最近読んでなかったんだけど、これはよめた!場面展開が段落ごとに時空が変わり、後からこれが繋がってたんだと頁を戻すら何度もやりながら世之介の生き様を味わいました。
Posted by ブクログ
「横道世之介シリーズ」39歳の世之介。「ドーミー吉祥寺の南」で下宿を営むあけみちゃんと暮らす、カメラマン。下宿人の面々と、引きこもりの一歩くんと、亡くなってしまった二千花さんと、先輩カメラマンの南郷さんと、世之介の周囲の人とのお話。
よのすけわーるど全開で、面白い上巻。爆笑。
懐かしくて温かい。大好き。
今回は、周囲の人の人生が特にクローズアップされてたな、という印象。
Posted by ブクログ
安定の横道世之介。出てくる人みんな好き。
あと,輪廻転生の話がすごく良かった。死ぬことが楽になる。吉田さんのオリジナルなんだろうか。心から御礼を言いたい。
もう映像化はしてくれないのかな。いい感じで年をとってはると思うのだが。
Posted by ブクログ
読みやすい。
けどなんとなく過去作に比べて変にこなれた感じもした。
下巻を読まないと評価を下しづらいけど、
上巻の最後のシーンはジーンと来た。
なんか、前は未来との行き来で、今回は過去と行き来する、しかし、あまりそれが興味を持てないもんだから、なんとなく気持ちがのれない。
面白いのですし、読みやすいのですが、気持ちがのらないかな…
下巻を早く読もう。