【感想・ネタバレ】英語で読む日本昔ばなし Book2のレビュー

あらすじ

使える英語を身につけるには、やさしい英文をたくさん音読するのが近道。「さるかに合戦」「こぶとりじいさん」など、誰もが知っている日本の昔ばなしを良質な英語で紹介した本シリーズでは、子どもから大人まで音読を楽しみながら英語力を身につけることができる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『英語で読む 日本昔ばなし Book 2』はUrashimataro・The Monkey and the Crab・The Man with the Lump・The Carrot, the Burdock and the Radishの4篇。前と同じようにまずはじっくりと意味を取りながら読んで、それからCDを聴きながら音読。その繰り返し。前作よりもいくぶん難しくなってました。特に『さるかに合戦』はお話も複雑で苦労しました。

にしてもいいわこのシリーズ。英語で読むことでその内容が脳内の日本語の倉庫とは違う場所に入るような感覚がある。ゆえに『さるかに』なんてずいぶんと酷い話で本気で腹を立ててしまいましたよ。だってアレよ、思い切り意訳するとですね、カニちゃんったら平和な世界で育ったもんだから、いざ大ピンチに陥ってひとりになるやケチな詐欺師であるオサルの言いなりなのよ。一生懸命につくったお米を献上したところ「たいして美味いコメでもないけれどまぁくれるっていうんだからもらってやるわぁ。こんなもんは買うもんじゃなくてもらうもんなんだわクックック」なんて言われてもヘラヘラしてんだもん。アレ?

『にんじんとごぼうと大根』というお話は初めて知りました。野菜好きの神様が新たに作り出した野菜がそれらで、最初は細身にピンクの水玉模様があったごぼう、赤と黄色の縞模様のにんじん、白地に紫の稲妻模様の大根。この姿を見たなすが「素敵ですね!」と声をかけたところ「汚いもんに話しかけられたからこっちまで汚れるわ」くらいで3氏は温泉へ。その話を聞いた神様は怒って……。

《The carrot had stayed in the bath for too long so it was completely orange and its yellow stripes had disappeared.The radish had scrubbed itself too hard so its purple zig-zags had vanished,and the burdock was black with mud.》

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2025年05月19日

Posted by ブクログ

【BOOK1】の続編で、日本の有名な昔ばなしを英語で読む本である。【BOOK2】に収録されている昔ばなしは以下の4本である。

・浦島太郎(Urashimataro)
・さるかに合戦(The Monkey and the Crab)
・こぶとりじいさん(The Man with the Lump)
・にんじんとごぼうと大根(The Carrot, the Burdock and the Radish)

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2012年02月04日

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