あらすじ
使える英語を身につけるには、やさしい英文をたくさん音読するのが近道。「鶴の恩返し」「ねずみの嫁入り」など、誰もが知っている日本の昔ばなしを良質な英語で紹介した本シリーズでは、子どもから大人まで音読を楽しみながら英語力を身につけることができる。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回は『かぐや姫』 (The Princess of the Moon)
『鶴の恩返し』 (A Crane's Gratitude)『ねずみの嫁入り』 (The Mouse's Wedding)『山姥と小僧』 (The Witch and the Young Priest)『うば捨て山』 (Old People's Mountain)『のっぺらぼう』 (No Face)の6編でした。
Craneが鶴って初めて知りましたよ。すぐに「おお! クレーン車から取ったのかぁ」と思いましたが逆でしたね。あの長い部分を鶴に見立てたのか。ということは『鶴車』なのですね。「吊る」も掛かってる? 上手いや。
お話も身につまされる。あたしの実家も山ん中にあるから子供のころはタヌキが良く出たんです。あるタヌキは懐いちゃって手から魚とか食べたりして。最初はずいぶん警戒していたけれど最後は毎日夕方やってきて食べ終えると横になってゲップしたりして。
そいつに5匹の子どもが出来てペコリとあいさつにきてどっかいっちゃった。そしたらあいつら家族そろって近所のお金持ち(かおりちゃんち)の家に引っ越ししてたわ。まぁ正解だわ。が、ね、あんときのタヌキが何十年かして人間に化けて現れたのが妻なんじゃないかと思うんですよ。仕事やめて家にいるのにずっとなにかしら働いてる。あれ? 妻の名前『香織』なんだが。まさかね。
そうそう、こないだも書きましたが英語で読むせいか情報量が多いんですよ。軽く読み飛ばせないから細部までイメージさせられて余計な記憶まで掘り返される。とかいって英語に慣れるために子供用の本を読んでいるわけですが、それでもやっぱり意味をとりたくて無意識に日本語化している。ゆえに読むのに時間かかる。昨日の夜The Witch and the Young Priestを読んでいるとき初めてスラスラ読めたのはちょっと感動。まぁお話のテンポが良いというのもあるけれど。卒業まであと2冊!
《He shut the toilet door behind him.Above him,there was a small gap between the roof and the wall.He climbed up and started pushing himself through feet-first,but because he had eaten so much,he became stuck.》