【感想・ネタバレ】愚者と愚者(下) ジェンダー・ファッカー・シスターズのレビュー

あらすじ

月田椿子は亡くなった桜子を思って泣いたことは一度もなかった。爆弾テロの惨劇の映像が思い出され苦しめられるような経験もなく、そういう自分を責めたこともなかった。桜子の死を否認しているわけではなく、そもそも死んだのが桜子なのか椿子なのか、いまでもよくわからない。内乱16年目の夏、椿子が率いるパンプキン・ガールズは、今日も首都圏のアンダーグラウンドで進撃をつづけている――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

裸者と裸者と同様に、下巻は双子ちゃんのほうが主役。
戦況が目まぐるしく変わり、途中から何軍が何なんだか分からなくなってきます。
双子ちゃんが女の子ギャングのボスとしての活躍します。
様々な信念のもと差別をする人間と、すべての差別を否定する人間が、生きることに精一杯の子供たちを巻き込んで、戦争はまだまだ続きます。

が、作者が亡くなってしまったようなのでこの物語は未完となるようです。
残念ですね。

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2017年09月17日

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