【感想・ネタバレ】後鳥羽伝説殺人事件のレビュー

あらすじ

一人旅の女性が古書店で見つけた一冊の本。だが、その本を手にした彼女は、広島県の芸備線三次駅で絞殺死体となって発見された。しかも、被害者の所持品に本は含まれていなかった。捜査が進むにつれ、被害者は浅見光彦の妹・祐子と8年前にこの地方を旅していて土砂崩れに巻き込まれ、一人生き残っていたことが明らかになる。“後鳥羽伝説”の地を舞台に再び起きた悲劇の意味は……。名探偵浅見光彦が初めて登場した記念碑的作品。

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伝説と怨念のミステリー

浅見光彦の妹の死の真相が読んでいてツラくなりますが、この物語はいかにもザ推理小説、ザ殺人事件と呼ぶにふさわしい歴史上の伝説が絡んだ内容だったと思います。

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2022年02月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【浅見光彦①】
振り返りで順番に読む事にしたが、最初の被害者美也子(醜女とかブスとかコンプラの欠片もない素人作家時代の表現が笑える)が大学生(8年前)時代の研究テーマ『後鳥羽上皇の隠れ配流ルート伝説』を遡りる旅の途中で買った中古の本が原因(ネタバレ)で殺害される
8年前、美也子が旅行中の土砂崩れで埋まり同行の友実はを旅で復元するつもりだった
名家である実家所蔵の本を中古店で見つけてそれを販売した高校教員に逢うために向かい殺害されるのだが、何も知らない刑事が証言で得た中古の本を探し東京に出張するくだりが無理筋に思えた(上司がアレだから思惑もあったのかもしれん)
高校教員も縊死体だわ連絡を取った体格の良い男も殴殺されるわ手がかりが消えた・・・名探偵登場w

僅かな手がかりからギリギリ真実を暴く良質な形式の推理小説(無理ある部分もご愛敬)

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2024年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

テレビでよくお見かけする浅見光彦青年にそんな悲しい過去があったとは…
(あとテレビだとお母さんとも仲良しそうなのに…)

途中から薄々そうかなと思いつつも、ミッシングリンクが次々と明らかになっていく過程が面白い
最初の方の警察の信頼云々が後々効いてくるところも上手い

とりあえずレイパーはみんな苦しんで死ね!とは思うけど、土砂災害のご遺体を見てそんな痕跡に気づくかいな…という違和感はある

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2023年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

広島の山奥が舞台、三次と言ったか。高野町、広島、大阪、東京などなど
地方を舞台に動き回る姿は好き

はじめての内田康夫、浅見光彦が探偵とは知らず先入観なく読めてしまった。幸せなことで
後鳥羽伝説と仰々しいタイトルであり、ある古本が事件の鍵となるがが、伝説の話はその程度。背景に深みを持たせるような意味合いはあるかも知れない。

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2022年10月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

浅見光彦シリーズの第一巻

光彦が出てきて、解決に導くまでが長い。
三人も殺されてから捜査開始なので、もう少し早めに出てきてもよかったのでは。
キャラの付け方も甘い気がするが、今後掘り下げていくこと前提なら多少は納得できる。

発端である八年前の事件をもうちょっと描写してほしかった。

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2012年03月07日

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