【感想・ネタバレ】愛がなんだのレビュー

あらすじ

「私はただ、ずっと彼のそばにはりついていたいのだ」――OLのテルコはマモちゃんに出会って恋に落ちた。彼から電話があれば仕事中でも携帯で長話、食事に誘われればさっさと退社。すべてがマモちゃん最優先で、会社もクビになる寸前。だが、彼はテルコのことが好きじゃないのだ。テルコの片思いは更にエスカレートしていき……。直木賞作家が濃密な筆致で綴る、〈全力疾走〉片思い小説!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

尽くしてしまう側としての共感できる部分とそうでない部分があってとても面白かったです。テルコはたしかに尽くしすぎだけど、自分自身もリミッターを外したらどこまでいってしまうのだろうとも思いました笑
いろんな恋の形や諦め方がある中で、自分にはまだ経験のないことだったので、魅力的な一冊でした。

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2026年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『愛がなんだ』は、恋愛の甘さではなく、人が抱える弱さの本質を描いた物語だと感じた。テルコは「殻を破れば変われる」と周囲から見れば思えるのに、自分ではその殻を守り続けてしまう。角田光代が描くのは、意志では変われない人間の姿だ。変化は誰かに促されて起こるのではなく、痛みが積み重なり、耐えきれなくなった瞬間に壊れ、そして訪れる。テルコの殻が自然に壊れていく過程は残酷だが、同時にとてもリアルだ。恋愛は人を強くするのではなく、弱さを露わにする。その弱さを直視した時、人はようやく自分の生き方を選び直すのだと思った。⑤

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2026年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画見てから読んだけど、かなり映画と違って、また面白かった。
めちゃくちゃ好き。テルちゃんは愚かだけど、むしろここまで来ると気持ちがいい。
好きな人の近くに、なんとしてもいたいっていう気持ちもわかる。

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2026年08月25日

ネタバレ 購入済み

面白い!!!

報われない恋をしたことがある人なら共感できるところがたくさんあって、でも客観的に見るとどうしてそうなるの、、、?!って思うところがあり2つの感情を楽しめる面白いストーリーでした!どうかテルコちゃんには幸せになってほしいけどやっぱり彼を選んじゃうだろうな、、、。

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2019年04月17日

ネタバレ 購入済み

良かった

すごく続きがあるのではと思ってしまった。と言うか、の先テルちゃんが幸せになる気がして、テルちゃんがすごく強くて良かったと思える作品。途中までなんだこれ、と思いながら読んでいたけど、流石角田光代。言葉の節々に自分の人生と重なるところがある。

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2019年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

恋は盲目と言ったように 自分が相手にどれだけ自分の時間や労力を相手に渡しているか 客観的に見ること
そして自分が相手に差し出せばさせ出すほど相手からの愛は得られないと考えた方が良いなと思う
しかしこの本のように この世に 誰もがこういった 誰かを好きになり自分がその人から好かれたいと思う気持ちは本能として持っているため テルコのようになり得る
そして私も人生の中ではそういった テレコのように ここまで度が 過ぎてはいないにしろ  愛されたいがためにいろんなものを差し出した経験はある
そういう時は必ずうまくいかないことも経験から知っている
この本は自己満足の恋愛にならないための警告文だと私は捉えた

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2026年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この小説を一言で表現するなら、「重い愛の話」だと思う。

この本を読もうと思ったきっかけは、本が薄くて読みやすそうだったことと、恋愛系の小説を読んでみたいと思ったからだ。普段、私は恋愛小説をあまり読むことがないため、最初はどんな話なのか少し興味を持つ程度だった。しかし、実際に読み始めると、登場人物たちの恋愛や人間関係に引き込まれ、次のページが気になってなかなか読む手を止めることができなかった。

特に、主人公のテルコの恋愛に対する一途さや、マモちゃんを思い続ける姿は、現実ではなかなかここまで相手に執着する人はいないのではないかと思う一方で、恋愛をしたことがある人なら少し共感できる部分もあるように感じた。登場人物の行動に「どうしてそんなことをするのだろう」と苛立ったり、もどかしく思ったりする場面も多かったが、それだけ登場人物の感情がリアルに描かれているからこそ、強く印象に残ったのだと思う。

また、物語を読んでいるうちに、自分自身の過去の恋愛や、誰かを好きになったときの気持ちを思い出すこともあった。恋愛には、幸せな気持ちだけではなく、相手を思いすぎて苦しくなったり、周りが見えなくなったりすることもある。この作品は、そんな恋愛のきれいな部分だけではなく、人を好きになることの不器用さや怖さ、執着することの苦しさまで描いているように感じた。

読後は、すっきりとした終わり方ではなく、少しモヤモヤした気持ちも残った。しかし、その「すっきりしなさ」も含めて、現実の恋愛に近い作品なのではないかと思う。登場人物たちの恋愛を見ているだけなのに、自分自身の恋愛観についても考えさせられる作品だった。

普段はあまり恋愛小説を読まない私でも、最後まで夢中になって読むことができたので、読んでみてよかったと思う。この作品をきっかけに、角田光代さんの他の作品も読んでみたいと思った。

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2026年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画を観た後に原作を読みました。
映画を観た時は絶妙にこういう恋愛ありそうっていうリアルを感じましたし、嬉しい寂しいみたいな複雑な感情のシーンも沢山あった印象。
それが文章だとスッキリして見えました。
好きな人以外はどうでもいい人に分類されるテルコには意外と共感できる。
愛を与えてくれる人がいても愛を与えてくれない人を愛し続ける人達が、愛を伝えるのに色んな方法があって、愛の形は様々だと思った。
付き合っている人を身内と捉えるかしたしい他人と捉えるか、そこが印象的な文章でした。

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2026年04月29日

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