【感想・ネタバレ】太陽の坐る場所のレビュー

あらすじ

高校卒業から10年。クラス会で再会した仲間たちの話題は、人気女優となったクラスメートの「キョウコ」のこと。彼女を次のクラス会に呼び出そうと目論む常連メンバーだが、彼女に近づこうと画策することで思春期の幼く残酷だった“教室の悪意”が、まるでかさぶたを剥がすようにじわじわと甦り、次第に一人また一人と計画の舞台を降りてゆく……。28歳、大人になった男女5人の切迫した心情をそれぞれの視点から描き、深い共感を呼び起こす。圧巻の長篇心理サスペンス。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

めーちゃくちゃおもしろかった❕
辻村先生の心理描写、本当にすごい共感できるところもあって、読み進める手が止まりませんでした

途中でキョウコのことがよく分からなくなっていって、
謎が解けた時の爽快感もあって、さすがでした

今回、語り手にならなかった人たち(キョウコ、貴恵、清瀬など)視点の話も見れたらいいなあと思ったり。笑

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ


伏線やミスリードが含まれていて最後まで読んだ後すぐに最初から読み返した
響子と今日子がいるとは、、予想もしなかった
途中で1人1人集まりから離れていくのをマイナスに捉えていたけれど
島津や聡美は過去の居場所より今の自分を受け入れて一歩踏み出したのかな、と感じた

ミステリーとしても面白かったが
江子の男と縁がなさそうなのにイケメンでクラスの一軍に相手にされている、だけど本当は小物の男だとわかっていて離れられない描写がリアルだった

どんな環境でも自分という芯があり誰にでも同じような態度で接するキョウコは太陽のような存在だな、と思った

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2025年12月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

学生時代のヒリヒリした感じがとてもリアル。こういう事あったな、こういう人いたなと自分の昔を振り返りながら読んだ。
腑に落ちない所もあったけど、立場が違うと見え方も違うんだなと思えた。

登場人物が分かりにくいなと思いながら読んでいたら、そういう事だったのかと途中で納得した。

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2026年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

二章の紗江子、三章の由希のストーリーが抜群に良い。
ここからかぁ。辻村深月の十八番、ありふれた心の動きを言語化してドラマを成立させる技術。素晴らしすぎる。

今回は名前の叙述トリックですね。響子と今日子。リンちゃんは倫子じゃなく、鈴原今日子。
女優になったから「キョウコさん」と呼ぶ。めちゃくちゃうまい。
そうは思うんだけど、でも、各主観人物の思考の中で、キョウコの話題の後で響子の回想をするシーン多かったような。別人て分かってたらそんな思い浮かべ方はしないはずだと感じ、ミスリードのために思考の流れが不自然になってる気がした。

それに、叙述トリックは、もうお腹いっぱい。
冷たい校舎の〜でも、子どもたちは〜でも、凍りのくじらでも、名前探しの放課後でも。
さすがに、頻度が多くて、またか、と思ってしまった。

最終章の主観人物が響子で。
最も感情移入しづらい人でフィニッシュなのも、ちょいひっかかった。

それでも感情表現のリアリティは圧巻。さすがです。

ちらっと環が出てきたかな。スロウハイツの。

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2025年12月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初なんか難しいかもって思ったけど読み進めてくうちに人間関係の構図が見えてきて、読めば読むほど面白かった。

さすが辻村深月さんって感じの人間の感情とかヒエラルキーとか心のうちで考えてる暗い部分とかの表現が綿密ですごく引き込まれた。

響子とキョウコが同一人物じゃないとわかった時の衝撃と倫子でリンちゃんかと思ってたのになんか謎の違和感があって、実際違う人物だったのもすごすぎて面白かった、、

前に読んだ食堂かたつむりの主人公が倫子でりんこ読みだったからめちゃくちゃ騙された(笑)
フリガナがなくてともこなのかりんこなのかと思ってたけどみつこっていう読み方もあるんだと初めて知った。

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高校を卒業して10年、毎年続けていたクラス会もメンバーが固定化している。女優になったキョウコと、昔女王様として振る舞っていた響子、それを取り巻く人たちが語り手となって進む。みんな表と裏があるのが現実で。ただ、語り手となった人が次々と退場していくことに何か意味があるのかと思ったが、最後まで明示はされなかったのが不完全燃焼感。

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2025年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み進めていくうちに、あ!!となる箇所がある。
ミスリードにすっかり騙された。
人の怖い部分がじとっと書かれていて、うまいなーと感心しながら読んだ。

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2025年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに読んだ辻村深月、だまされたーーって感じ

学生時代、確かにあったカースト、周りからの見え方、一軍、どうでもいいけど、本人たちにはすごく重要な問題、くだらないと一部では思いつつも、今も手放せないまま、計算ばかり

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2025年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これは再読必至です。
どんなお話しなのかはなんとなくわかっていたのでだまされないぞ!と神経張り巡らせながら読んでいたつもりでしたが、まんまと辻村先生にやられました!
思い込み、ダメ、絶対(笑)
辻村先生は女性の狡賢いところ、感情の裏表、生々しさの表現…もう、本当にすごい。こんな言い方していいのか??ですが、読み手を嫌な気分にさせる天才?!
そして今まで読んだ作品、共感できる女性がほぼいない。本作も然り。
いろいろあった人間模様だったけど最後は日本神話の天照大御神が出てきたときのように太陽に照らされて暗闇に光が射し込んだ。

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2025年04月10日

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