【感想・ネタバレ】7月24日通りのレビュー

あらすじ

中谷美紀主演の映画「7月24日通りのクリスマス」の原作。普通の女には、平凡な未来しかないのかな?? でも、一度くらいはドラマみたいな恋をしてみたい――。平凡なOL・小百合に差し伸べられたのは、高校時代、誰もが憧れていた先輩の逞しい腕だった。不幸な恋の結末を予感しながらも、自分の気持ちに正直に生きようとする小百合の「いま」。最も注目される作家が紡ぐ、恋の奇跡!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

続きが気になり、あっというまに読んだ。
主人公が住んでいる街をリスボンに見立て
実際の店名や道の名などを変えて話が進んでいくのだが、
現実に知る街がそうされているわけではないからか、
読みにくいということがなかった。
実際にありそうな話のなかで、ドキッとするうまい表現や言い当て妙な重なる気持ちが
くつも。

ここまで読んだ吉田作品のなかで一番好きな一冊。

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2013年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

書評にも何回か掲載されたこともあるみたいで
吉田修一のなかでも代表作なのかな?

地方都市に住んでいる小百合
ちょっと美形の弟・耕治がいる
だけど弟の彼女・めぐみが平凡すぎて似合わないとイライラ
そんな時、同窓会があってそこであったのは
憧れの先輩・聡史
イライラしてる小百合に先輩からお誘いがあって
東京に向かおうとする小百合だけど
前に本屋であったある一人の青年がいて・・・
という話なんですが(大雑把すぎやわ)
個人的にめぐみと小百合が話してる時
めぐみが言ってたこと

”耕治と付き合う前の自分は燦々たる結果で
どうしてこんなに男の縁がないのか
自己分析したんです”

その分析結果が
何か自分にめっちゃ似てて笑ってしまった
ああ、そうだよね、Mayoもそういうタイプやわ
って・・・何かちょっとだけ勇気をもらいました

最後に小百合が言ったひと言
『私も1度くらい間違ったこと、してみる』

上手く伝えられないけど
恋愛に悩むヒトにはちょっといい薬かも?

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2011年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

長崎が舞台とのことで読んでみたけれど、あからさまな長崎の描写はない。
平凡な女性小百合が、亜希子先輩に利用されたり、その旦那さんに期待してちょっとショックを受けたり、聡史と再会して穴埋めに使われてるのが分かっても嬉しかったり、なぞの警備員が出てきたり弟の彼女と闘ったり。いろんな人の機敏が描かれていて一気に読んだ。間違ってる、分かってるけど、行ってくる、その清々しさに勇気づけられる。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

港街に小さい頃から住んでいる本田小百合。

二枚目の弟が自慢で、自分の街をポルトガルの街と重ねて過ごす日々。

高校の同窓会をきっかけに、かつての憧れだった先輩と再会し、気持ちが揺らぐ。

そんな中誇りに思う弟の彼女が妊娠したり、上司が離婚してしまったりと、色々と動揺する。
自身の恋も揺らぐ中で、弟の彼女の言葉に勇気づけられて、前へ一歩踏み出した。

最初弟が自分の彼女じゃなくて、父と親しくしてる女性を妊娠させたのかと勘違いしてた(死

「自分は何色だと思います?」が印象的だけど、
話の中では深く突っ込んでこなかった。

目次が愉快な感じで内容も愉快なのかと思ったら
意外なところで目次が繋がってて納得。

なんとなく長島有/泣かない女はいないを思い出した)^o^(

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2012年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

実家住まいでフリーター女子の日々。
自分の街をポルトガルの街に例えて素敵な街に変換。
弟の彼女の十か条が小見出し。聡史に行くとは思わなかった。それ終わったら絵描きに行こうな。

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2011年04月27日

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