【感想・ネタバレ】9000人を調べて分かった腸のすごい世界 強い体と菌をめぐる知的冒険のレビュー

あらすじ

腸と免疫の第一人者が語る最新科学
「なぜ、+1個のヨーグルトで、体質まで変わりうるの?」
「太りにくい人だけが腸内に多く持つ“痩せ菌”、その正体は?」
「栄養は吸収して、病原菌は排除する――どうやって見分けているの?」
「人間の体は“食べたもの”だけでできてない、とは、どういうこと?」
「睡眠の質改善やストレス対策に、腸のケアが注目されているのはなぜ?」

腸に棲む未確認生命体が、あなたの健康と未来を決める
──不思議な腸内細菌の世界へようこそ!

・最新研究が明かす「太りにくい日本人」の共通菌
・ストレス・睡眠の質低下・慢性疲労は、腸の緊急SOS
・ゲノム(遺伝子)は変えられない。けれど、腸内細菌は変えられる
・健康・栄養の専門家が続ける、ヨーグルト生活――菌との賢い共生
・菌がつくり出す物質=ポストバイオティクスが健康・長寿のもとになる

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Posted by ブクログ

ネタバレ

腸について。

メモ
・腸内細菌が肥満や糖尿病、動脈硬化、高血圧、がんなどの生活習慣病から睡眠ストレスうつ病などの心の状態にも関わっていることが明らかに
・脳腸相関
・短鎖脂肪酸の働き
 免疫の働きを整える、血糖値を一定に、肥満予防、生活習慣予防と改善
・腸内細菌の餌は人には消化できないもの。豆類、切り干し大根、モロヘイヤ、キノコ類など
・もち麦も効果的
・体の半分以上免疫細胞小腸に集まってる
・酸素がある小腸と大腸でいる菌は違う。小腸は乳酸菌、大腸はビフィズス菌
・大麦、オーツ麦の有効活用
・腸漏れの四つの原因
 老化、有害菌の増殖、短鎖脂肪酸を生み出す有能菌のエサ不足、腸管の表面を覆う粘膜の減少
・幸せホルモンは腸で作られる。
・いい菌をとる、増やす、いいはたらきをさせる
・ヨーグルト、納豆、発酵食品をとる
・寝る前にヨーグルト
・玄米豚肉などビタミンB1でポストバイオディクスを活用

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2023年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・腸内環境とヒトは共生している。ヒトが何を食べるかが最も重要。
・腸内細菌は人それぞれ違う。
・菌の多くは分業制。糖化菌(納豆菌など)、ビフィズス菌、乳酸菌、腸内細菌。
まず1番目が、糖化菌。食物繊維が好物で、分解して糖を作る。2番目が乳酸菌やビフィズス菌。糖を材料に、乳酸や短鎖脂肪酸の酢酸を生み出す。そして、別の菌によって、短鎖脂肪酸のプロピオン酸や酪酸が生み出される。
糖化菌がいない、または不活性だと食物繊維が糖に分解されない。ビフィズス菌や乳酸菌がいない、または不活性だと、次のリレーが起きない。
・口から入れた糖は、ほとんど小腸から吸収されて、多くの腸内細菌がいる大腸には届かない。
・幸せホルモンのセロトニンは、大部分が脳ではなく、腸内で作られている。
・代表的な発酵食品。納豆、キムチ、チーズ、甘酒、ヨーグルト、味噌、醤油、豆板醤
・腸内細菌のよいエサは、海藻類、玉ねぎ、ごぼう、バナナ、豆類、牛乳、芋類。

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2025年05月17日

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