【感想・ネタバレ】パプリカのレビュー

あらすじ

同名アニメ映画の原作。精神医学研究所に勤める千葉敦子はノーベル賞級の研究者・サイコセラピスト。だが、彼女にはもうひとつの秘密の顔があった。他人の夢とシンクロして無意識界に侵入する夢探偵パプリカ。人格の破壊も可能なほど強力な最新型精神治療テクノロジー「DCミニ」をめぐる争奪戦が刻一刻とテンションを増し、現実と夢が極限まで交錯したその瞬間、物語世界は驚愕の未体験ゾーンに突入する!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

夢の、支離滅裂なのになぜか自分は納得しているような不思議な感じがそのまま表現されていた。
特に、後半は夢の中に入ったり、現実世界に戻ったり、夢が多重構造をしていたりで、ぐるぐるとスピード感を持って世界が入れ替わるのが読んでいてとても楽しかった。

敦子が性に奔放で、イケメンと言うよりは冴えない地味な男性やおじさんに好意を抱きがちなのは違和感が少しあると思って読み進めていた。
しかし、敦子自体が誰かの夢の登場人物であると考えると納得したし、なんならおじさんの理想のセラピストはきっと敦子みたいなキャラクターに他ないとさえ思う。

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2024年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画はだいぶ前に観たことあったものの、読んでいるとやっぱりまた観たくなる。
映画では特に千葉敦子が魅力的で不思議な女であるという印象だったが、実際は結構戸惑っていたり、葛藤しており、容姿の魅力をも武器にしているだけで人間らしい人間だったのだなと印象が変わった。
敦子が強姦されそうになるも、やむ無しと素直に受け入れることにしたにも関わらず、敦子のことを愛しすぎて不能に陥り、この役立たず!せっかくその気になってやったのに、と怒っているのが面白かった。
DCミニの欠陥や副産物がたくさん絡んできたのが面白かった。DCミニは使いすぎると睡眠が深くなりすぎてしまい、現実に戻ってくる(目覚める)のが困難になる。また、DCミニを使って他者の夢にダイブ(干渉)することができる。他、副産物としてSFチックだが、夢の中で手にしたものが現実の手元に反映される。

解説の最後、「読者に覚醒を促しているようにみえるからかもしれない。」というのが好き。
本編は意味深なやりとりで終わるのが、この解説でストンと落とされたようで良い読後感だった。

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2023年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SF作品に触れるのがほぼ初めてだったので新鮮な楽しみがあった。夢の解像度が高くて、「人の顔が急に変わったり場所が急に変わったりすることあるよなぁ笑」と思いながら読んだ。
パプリカは登場する男性ほぼ全員(女性の柿本さんもか)から寵愛を受けることになるが不思議とご都合主義のハーレムもの感はなく、皆から愛されて然るべきヒロインとして説得力を持っていた。各所で挟まれる性的描写も嫌な感じはせずむしろ美しく愛おしい場面として自然と受け止めることができた。
最後の二人の会話も意味深で好きだった。顔が仏像を彷彿とさせるということは、またもや夢の侵食が始まっているということなのだろうか?それともこの場面が夢?一体この小説のどこまでが現実だったのだろうか?と考えさせられる。

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2026年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めての筒井康隆。『朝のガスパール』は連載中に読んだけど私には難しすぎて理解できない人だと思い込んでいたのだが,この本は面白かった。登場人物一覧が欲しいと思ったけど,怒られるのだろう。何となくもりみーと同じ匂いがしたのだが(特に終盤),これも怒られるかな。

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2024年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みながら描かれてる情景を思い起こしていたけれど、夢だからこそ自分の想像じゃ賄いきれない箇所もあって、難しい〜〜って思いながら読んだ。けど私の夢も文字に起こして他の人が読んだら同じことが起こるんだろうなとも思った。

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2025年03月06日

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