あらすじ
俺にはもう、高鳴る心臓もないはずだった戦い疲れたサイボーグの兵士・イーサンは、安寧を求めた惑星で植物学者のミハイルと出会う。笑顔で挨拶する彼の手はやわらかくて、壊してしまいそうなほどか弱く思えた。ミハイルといると、そわそわと落ち着かない。触れたい、愛でたい──それは、ただただ「人」らしい感情だった。自分の中にそんな「心」が残っていたことに困惑するイーサンにミハイルは……。軍用サイボーグ×生体(なまみ)の学者
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匿名
サイボーグが綺麗
人間と大差ないアンドロイド設定はよくありますが、ゴリゴリのサイボーグの設定は珍しいなと思い購入しました。
ちゃんとエロい。そして何より綺麗で、カッコいい。相手の人間も可愛い。
完結タグが無いので続編あるのかな、と期待してます。この先も見守りたい。
未開の惑星で、サイボーグと人間の恋…の設定でまさかこんなラブラブハッピーなお話が読めるとは思わなかった。
イーサンは寡黙で陰のある男かと思いきや、愛情深くて一途で可愛い。
ミハイルは最初から最後まで天使。
まさかのオプションがついてさらにラブラブハッピーになった2人の話をもっと読みたかった!
癖に刺さる
表紙からして好みだったんですが、読んで見たらすごく好きな世界が展開していました。
完成度の高い(激うま)画力で繰り出される、淡々としていながら暖かいストーリー。もっと殺伐とした話になるかと思ったら…
おまけページに至っては、ご褒美感満載で!クルーみんなで「直すついでに着けてやろうぜ!」「そうだそうだ」で、惑星便でお取り寄せして着けちゃったんですね、アレをww最高でした!
ミハイルが、テラフォーム計画で来ている植物学者という設定からして、もう大好き。イーサンは人間であった時の記憶がちょっとあるところも好き。
戦場で硬直していた心がミハイルによって少しづつ柔らかくなっていくところも好き。
イーサンにとってはただの気温と湿度と酸素濃度でしかなかった天気が、ある時から心を動かすものになっていくんだろな、と思わせるラストも素敵でした。
イーサンは多分不老で、ミハイルが老いていく時、どう共にあるんだろな、と考えてしまいます。ずっと共にありたいと思った時、ミハイルはサイボーグになるのだろうか、それともイーサンが停止するのか、あるいは思い出を抱いて生きていくのか…
そんな事をずっと考えてしまいました。
心に残る作品を読ませていただいてありがとうございました。
この世界観すき〜!
そうか、サイボーグはもともと人間なんだもんね
100%人造物ではないのだわ…
としみじみ反芻。
赤くとも黒くとも、血が通ったお話です。
ハラハラ展開はさすがのSFロジック。
でも、メカメカしい人たちも生身の人たちも嫌な人がいなくて、優しいきもちになれました。
匿名
2人とも可愛い〜!
癒されたい時に何度も読み返してます。
ロボットや別の惑星が出てくるのでSF強めですが、2人が出会って仲良くなって恋になるまでが可愛くてキュンキュンします。
幸せが約束されてるような、優しさ溢れる2人のお話なので、荒んだ心が解けていくような癒しパワーがあります。
登場人物に悪い人がまったくいないのも良いです。
出てくるサイボーグが全てかっこいいので、ロボ好きな方にもオススメです!
あと、私的にはサイボーグも結婚して子を成せるという設定も温かい気持ちになれてとても気に入りました。
最初から最後まで、優しさと胸キュンが溢れる大好きな作品です。
匿名
オススメ!
元々、サイボーグやアンドロイドとか好きなんですけど…
本当に素敵なお話でした!もう2人ともが本当に可愛くて愛おしい
まだまだ2人を見ていたかった…
そして、サイボーグとかによくある感情や感覚のところですが、人間らしさが残っていて、また愛おしいポイントでした
正直、読み進めていくとタイトルの意味が分かるので、まさか……と、思っていたのですが、ハッピーエンドでよかったです!
Posted by ブクログ
3020年の世界
戦いに疲弊し、安寧を求めて訪れた惑星でサイボーグの兵士「イーサン」が出会ったのは、触れたら壊れてしまいそうなくらいにか弱く儚い生身の人間「ミハイル」
触れたい、愛でたい、守りたい
それは紛れもなく"人"らしい感情
サイボーグの自分にもそんな心が残っていたのかとイーサンは戸惑い......
未来を題材にしながらもストーリー展開は突飛でなく、読みやすかったです。
種族を超えた愛
大好物の設定で、こういうのが読みたかったんだよ…!という一冊でした!
イーサンかっこかわいすぎる…。
周りの人(?)達もキャラも魅力的で楽しめました!だたくっついてからがもっと読みたいです…!