【感想・ネタバレ】水滸伝(一)のレビュー

あらすじ

江西の竜虎山は道教の大本山である。そこの伏魔之殿に昔から封じこめられていた妖魔を誤って逃がしたばかりに、三十六員の天コウ星がこの世に臨み、七十二座の地サツ星が下界におりて宋国の乾坤を揺るがす。――梁山泊に屯集して世間を騒がす百八人の好漢の事跡を描く中国四大奇書の一つ、大長編伝奇小説の完訳。

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Posted by ブクログ

大好きな長編小説。文庫本がボロボロになるくらい読んでいる。
江戸時代から数多ある日本語版の水滸伝の中でも、この駒田訳は正統派であり、安心して読める(全く誤訳がないという意味ではない)。内容を端折っていないところもよい。私は、韻が好きなので、文中に多数出てくる歌を読むのも好き。また、文中に出てくる故事などについての注釈があることで、一般的にはあまり知られていないような故事を知ることができ、単純にあらすじを追う以上の、文章を読む楽しみがある。

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2010年05月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

陰謀のためド不幸に陥る好漢、酒のために過ちを犯した暴れ者らが、義侠心からお互い助け合い、新天地を探す旅を続ける・・・。
水滸伝は個々のエピソードが面白い

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2011年09月30日

Posted by ブクログ

中国が誇る有名古典。百二十回本の完訳。個人的には七十回までの、丈夫たち個々人のエピソードのほうが楽しいとは思うが、やはり作品の構成として召集後のストーリーも不可欠だろう。召集後がイマイチな理由としては、大衆文学ゆえか戦闘の描写のバリエーションが乏しい点があげられる。
とはいえ充分に楽しい作品であることは間違いない。

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2009年10月04日

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