【感想・ネタバレ】石川五右衛門(上)のレビュー

あらすじ

遠州味方ヶ原に住みついた流れ者夫婦に、天啓のごとき子ができた。生まれついての大器量、五、六歳ともなれば独り荒野を駆けて狐や狸を狩る怪童、後の大盗・石川五右衛門である。時は戦国。藤吉郎、家康、信玄らの血なまぐさい天下取りの裏で、野盗の女頭目をも配下におさめ、「人間どもの小賢しさに大砲をぶっ放す」神出鬼没の大暴れ! 奔放な想像力と自在な文体で直木賞を受賞した痛快長編。

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Posted by ブクログ

戦国時代、信長・信玄・秀吉・家康が戦を繰り広げる中、大泥棒・石川五右衛門が暴れまくる。女に惚れたり、利休と茶のお点前をしたり、荒くればかりの盗賊団を率いたりの希代の風雲児の一生。

あくまでフィクションみたいだけど、なんか爽快・痛快だね。「天地に悪行善行の別などない!」と公言。なんか作者の壇一雄の生き様に似ている。何ものにも囚われず、思うがままなところが。

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2010年07月11日

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