【感想・ネタバレ】石川五右衛門(下)のレビュー

あらすじ

天下取りなどいじましき限り、日本中を跳梁し、唐天竺まで駆け抜けようぞ。秀吉、家康らの攻防を笑いとばす大盗石川五右衛門。京の隠れ家に数々の名器を集め、大茶会を催す放胆無類の風流ぶりには、秀吉も驚嘆するばかり。天地に悪業善行の別などあるものかと広言し、個性的な荒くれどもを引き具して戦国の世を傍若無人、痛快に暴れまわった希代の風雲児の一生を、伸びやかな筆で描破した雄編!

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Posted by ブクログ

戦国時代、信長・信玄・秀吉・家康が戦を繰り広げる中、大泥棒・石川五右衛門が暴れまくる。女に惚れたり、利休と茶のお点前をしたり、荒くればかりの盗賊団を率いたりの希代の風雲児の一生。

あくまでフィクションみたいだけど、なんか爽快・痛快だね。「天地に悪行善行の別などない!」と公言。なんか作者の壇一雄の生き様に似ている。何ものにも囚われず、思うがままなところが。

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2010年07月11日

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