あらすじ
部下を育てる!上司に好かれる! 人を動かす!仕事に効く!「ほめる」と「しかる」はコミュニケーションの基本。ビジネスの場でもそれは同じで、うまく使いこなせば、信頼と好感を得て、人を動かし育てることができる。また、ほめられたときにスマートな受け答えができる人は愛されるし、しかられても適切な対応をすれば、むしろ評価は高まる。ところが、実践できている人は意外と少ない。「ほめることは甘やかし」「しかっても効果がない」「ほめられたらとにかく謙遜」「しかられることは損」……これらはすべて勘違いである。本書では、効果的な「ほめ方」「しかり方」と上手な「ほめられ方」「しかられ方」を伝授する。「定番ほめ言葉を作る」「目を見てしかる」「ほめられたらまずは『ありがとう』」「しかられても落ち込まない」etc. ちょっとした心得とコツをつかめば、すぐにほめ上手・しかり上手になれるはずだ。使えるフレーズも満載!
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Posted by ブクログ
ほめること、しかることの重要性といったことから
うまく褒められるコツ、うまくしかられるコツなど
ちょっと変わった視点まで。
叱られたり、怒鳴られたり
わけのわからないことで憤慨されたりな毎日ですが
そんな事実は変わらないけど、ポジティブに受け取る術を
そして、ポジティブに活用する術を学びました。
ぜひ、世の中の「上の立場」にいる人達に読んでいただきたい
と同時に、そんな上の立場の人によって困っている
「下の立場」の人達にもぜひぜひ。
Posted by ブクログ
これは使える! 非常に参考になった。
また「ほめ方・しかり方」だけでなく、『ほめられ方・しかられ方』まで書いてあって面白かった。
これからの生徒指導の参考にしたい。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「ほめる」と「しかる」はコミュニケーションの基本である。
ビジネスの場でもそれは同じ。
「こんな企画を求めていたんだよ」「君ならやれると思うから言うんだ」―両方をうまく使いこなせば、信頼と好感を得、人を動かし育てることができる。
だが、どのように実践すればいいのか?
「定番ほめ言葉を作る」「目を見てしかる」「ほめられたら『ありがとう』」「しかられても落ち込まない」etc.
本書では、効果的な「ほめ方」「しかり方」と上手な「ほめられ方」「しかられ方」の心得とコツを伝授する。
使えるフレーズも満載。
[ 目次 ]
序章 「ほめる」と「しかる」はバランスがポイント(「ほめる」「しかる」ができていますか;ほめる職場、しかる職場)
第1章 ほめる技術(なぜほめるのは大事か;ほめない理由はどこにある?;自分をほめる体質に変えていく;伝える力を磨く)
第2章 ほめられる技術(ほめられ下手の心理構造;ほめた側も嬉しくなる、ほめ言葉の返し方;NGトークをOKトークに変える技)
第3章 しかる作法(なぜしかるのが難しくなっているのか;しかる態度を身につける;相手を納得させるしかり方;前向きなしかり方が相手お心を動かす;しかっても信頼関係が壊れない上司と部下とは?)
第4章 しかられる作法(しかられても落ち込む必要はない;好感を抱かせる、上手なしかられ方)
終章 ほめ上手、しかり上手になるために
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
ほめる技術
ほめられ上手
しかる作法
しかられ上手
ざっくりいうとこれらが書いてある。
印象的だったのは、自分がほめられたときのレスポンス。
こんな返しをすれば、相手も自分も気分が良いのかと思った。
実際に行動にうつしてみたいとも思った。
内容は少々もの足りない気がするが
自分に不足しているものをみつけることが出来たので☆4
Posted by ブクログ
ほめることはなぜ大事か。
(1)良好な人間関係を作る。
(2)相手へのフィードバックになる。(自分が相手に対して何を求めているか)
(3)相手のセルフイメージを高める。
- とっておきの褒め言葉よりも、小さな褒め言葉。「この1年頑張ったね。」よりも「今日も頑張ってるね」
- 他人と比べるのではなく、過去の本人と比べる。
- ほめるときは、表情・態度・口調すべて手放しで。
- ほめるときは、客観的な評価の意味合いが強いYou messageではなく、自分がどう感じているかを伝えるI messageで。上司から部下へは、YouとIを組み合わせる。「君は本当に優秀だね。いつも頼りにしているよ」
- ほめるときはほめることに徹する。余計なひと言を付け加えない。
- 思いついたときにほめる。
- 相手のリアクションは気にしない。
ほめられたら、「ありがとう。」、さらに「嬉しい」、さらにどのように嬉しいかをI messageで伝える。
謙遜する場合は、一言だけネガティブに、その後ポジティブにして締める。
「今夜はお料理おいしかったです。すごく素敵なお店ですね」
「いえいえ、小さなお店ですよ。でもその分、お料理は工夫しなきゃと思って頑張っています。おほめいただき、ありがとうございます。」
しかるときには、嫌われ役になることをある程度覚悟しなければならない。
しかる目的は何か?「どんなときに」、「なんのために」しかるのか?
大事なのは、しかるときの判断基準をつくっておくこと。
例:「ビジネスにおいては明確な目標が設定されています。その目標を達成するために、部下の言動や行動を修正してもらうことが目的です」
しかりかたの3モード。「冷静モード」「優しいモード」「怒りモード」
しかるときは目をそらさない。「私はあなたに対して本気なんですよ」を伝える。
しかるときに大切なのは、相手の非をあげつらうのではなく、問題があることを相手に認識させ改善を促すこと。
相手の言い分を聞くには、「冷静モード」が有効。返答に応じて「怒りモード」に切り替えるか考える。
相手の性格ではなく行動をしかる。
しかるときは1対1が基本。
何が悪かったのか相手に考えさせる。
Posted by ブクログ
仕事を円滑に進めるために必要となる褒める技術、叱る作法。
仕事に活かしたいと思い読みました。
特にあめりかとの比較がしっくりきました。
アメリカ人のようにフランリーに褒めれない日本人。褒められても謙虚さを重んじるあまり何か褒めたのに褒め返されて変な雰囲気になったりする。
今は、まだ照れがありあまり合わないのかもしれないが、今後は時代の流れとともに変わっていくのでしょう。
叱らなくても討論しあえる環境であれば叱る必要も無くなる。
叱られることが、今後無くなると昔上司に叱られて、その後飲み会に連れられ本音と建前を聞き成長した自分の経験も化石化していってしまうのだろうか。
あれは、あれで今となれば良き思い出です。