【感想・ネタバレ】ガセネッタ&シモネッタのレビュー

あらすじ

もし、あなたが同時通訳者だとして、現場で突然「他人のフンドシで相撲を取る」という表現が出てきたら、どう訳します? 時間はないし、誤訳も困る。同時通訳は、次にどんな言葉が出てくるかわからない、スリル満点ストレス強烈な世界。そのストレス解消のため、国際化社会に欠かせない重職でありながら、同時通訳者の仕事には爆笑がつきもの。国際会議の舞台裏から、ロシアの小話や業界笑い話、柳瀬尚紀・永井愛氏との充実のコトバ対談まで、抱腹絶倒のエッセイ集!

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Posted by ブクログ

米原万里さんのエッセイにハズレは無い!
数ある中でも、この一冊は極上だと思う。
人は人との対話を重ねていく中で
少しはまともな人になっていくのだ!
と米原万里さんの言葉を読むたびに
思ってしまう言葉だ。
彼女は通訳者である前に、哲学者でもある。

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

何度目かの再読。先日みたゲンロンイベントで翻訳の奥深さに感銘をうけ、久しぶりにこの抱腹絶倒の通訳エッセイを読みたくなった。「つまるところ、言葉からどんな意味を読み取り、どんなイメージを立ち上らせるかは読み手次第なのだ。」p.259。

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2021年03月16日

Posted by ブクログ

実際に読み終わったのは,ずっと昔.同じ本を3冊も買ってしまいました.1冊は入院した病院の看護師さんに.もう1冊は,入院していた友人のために.米原万里の本として,最初に読んだものです.こんな面白い本を書く人が亡くなって,非常に残念です.

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2018年10月24日

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「音楽においては美しい音も汚い音もない。大切なのは伝えたいメッセージを最も的確に伝えられる音だ。そのメッセージにふさわしい音、それがいい音だ。」と。著者が通訳を担当した有名音楽家が、記者からの音楽にとって最も大切なことは?の問いにそう答えた。
「まさに、言葉もそうで、言葉にとって、一番大事なことは、美しいことよりも、最も的確に伝えたいメッセージを、表しているかどうかだ。」(本文より)
米原さんのメッセージはいつも的確で、わかりやすく、ダイレクトに言葉が心に突き刺さる。そして笑いがいつもある。イタリア語通訳者で友人である田丸さんとのかけあいもまた楽しい。

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2015年12月25日

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言葉ってやっぱり奥が深くて、どうしようもない。
世界の名作と呼ばれる作品のことなんかも、本当にそのとおりだと思ったし、触れた言語を絶対化していくのなんかもさもありなんと。

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2014年05月19日

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通訳者の仕事ぶりは聞いたことないなと思って手に取った本。
これがすごく面白かった。

堅苦しく職業にまつわる話を綴るでなく、ユーモアが随所に散りばめられ、かつ米原さんがもつ独自の視点(それぞれどれもなるほど、と共感できる)が面白く、これまでの知見を広げてくれる一冊となった。

ソ連や東ヨーロッパ事情にこれまで触れてこなかった分興味を持つことができ、もう少し彼女の本を読んでみたいと思った。

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2020年08月30日

Posted by ブクログ

通訳の話も興味深かったが、ロシア文学者についての文章も面白かった。
もてる作家は作品も短い。
日本文学に置き換えても、結構当てはまるかも。

それから、鉄のカーテンの話。
本来は劇場の防火幕という意味。
日本の辞書には、東西冷戦の際の分断の比喩で、チャーチルの演説で有名になったことしか触れていない。(小学館の『大百科事典』では初出がゲッペルスだったということまで乗っているらしい。)
それに対して、ロシアの辞典やフランスの辞典では、ちゃんと原義が載っているとのこと。
いろいろな言語ができたら、こんな引き比べもできるんだなあ、と羨ましく思った。
まあ、煩わしいかもしれないが。
そrrから、この話、この間放送が終了した柴原智幸さんの「攻略英語リスニング」でも取り上げられていた話題だった。
柴原さんも、そういえば同時通訳者。
その道では有名な話なのかも、と思う。

米原さんも、亡くなって、もう十年以上ってしまったのか。
この本で対談している柳瀬尚紀さんも、昨年だったか、亡くなった。
グローバリズムという名前のアメリカ化が、この間さらに進んできた。
米原さんなら現状をどう見ただろう。

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2017年06月18日

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言葉について考えるには良い本。英語習得が子供を国際人にすると勘違いしている親に読ませたい。こういう人を本当の文化人と言うのではないか。それにしても惜しい人を無くした。

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2017年06月08日

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米原さんの文章はホントにおもしろい。そしてう〜んなるほどぉと納得させられること多々あり。賢い人だなあとつくづく思う。

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2017年03月12日

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ガセネッタ ダジャーレと シモネッタ ドッジ。
簡単に訳せない その国の特有な言葉を
うまくどうやって 通訳するのか?

失楽園 といっても 日本では 渡辺淳一であり
西洋では ミルトンとなる。
その綾を 表現する能力は 幅広い知識がいるモノだ。
異文化をこえて、表現力は さらに広がる。

わずかなエッセイの中に 
思わず、考えさせられたり、にやにやしたり
文章の編集法が 実に巧みなのである。

金正日総書記の 好物は サンドイッチ。
ハムハサムニダ。

小咄が じつに いいのだ。
三つの願いなどは 貧しいがゆえに 
慎ましやかに笑うことができる。

通訳の神は、ギリシャ神話のヘルメスで 人間と神々との交信の役割をしていた。

黒人が 『白くなりたい、オンナたちの話題の的でありたい、股ぐらにいたい』
と言う願いをかけたら タンポンになっていたとか。

クソ と言うのは、万国共通らしい。
パンツとふんどしは どこが違うのか?
『他人のふんどしで 相撲を取る』をどう訳すのか?
カレーライスとライスカレーの違いを 
どうやって カレーライスを知らない人に 説明するのか?

常用語的 くどき文句について、
訳すのは 『おはよう』って言う程度なのだろうか。
訳す人によって、その人柄は 大きく変わってしまう。

グレアムグリーンは言う
『作家としての才能と通訳者としての技能は基本的に同じ根っこのものだ。
大量の情報に接しながら、瞬時にその中から本質をつかみ、言葉でもって伝えるチカラだ。』

フロイトは言う
『愛の反対語は憎悪ではない、無関心だ。』

比喩力が 創造性を発揮する。
『目くそ鼻くそを笑う。』をどう訳すのか?
通訳が 透明人間になれるのだろうか?

『米原さんは、最近はもっぱら通訳業の産業廃棄物をチョコチョコっとリサイクルして出版部門へ流し、甘い汁を吸っているという評判』

謝罪会見の言葉は なぜ届かないのか?

英語が 軸になって 展開するのが、
ロシア語通訳は 数が少ないので 質が下がって 料金が上がる。

ロストロポービッチ。

ら抜きの疑惑。永井愛との対談。
男性用語と女性用語が日本語にはある。
ノミを殺すにはネコも殺してしまう愚は避けたい。

とにかく、気軽に読めるが 奥は深そうで
底なし沼の脅威を感じてしまう。

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2015年03月02日

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パワフルな人間性が文章から溢れている。海外との関わりが長いとついつい海外かぶれしてしまいそうなものであるが、海外のいいとこ、日本のいいとこ、どちらも冷静に捉えることができる人なんだな。

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2015年02月20日

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ロシア語同時通訳者の米原万里さんのエッセイ集。同時通訳という仕事の大変さややりがい、他国語の通訳との違いなどが綴られていて興味深く読んだ。失敗が許されない世界で、いろいろな業界の専門会議などに出るので、下調べをしておいてもかなり緊張するらしい。
米原さんは日本語が母国語だというが、少女期を外国で過ごしたこともあり、100%ではないという。でも文章が非常にうまい。また、父親が共産党員だったことも彼女の思想に少なからず影響しているようだ。言語に関することだけでなく、共産主義の社会の良い点悪い点なども比較してあり、また日本人の考える国際化は他国(アメリカ)に合わせることという指摘もなるほどと思った。
本のタイトルから下ネタがもっと出てくるのかと期待したが、そこはやや期待はずれだった。

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2014年11月24日

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丸々一冊、下ネタの本かと思ったら大間違いだった。
構成が、フルコースのお料理メニューになっているというおしゃれな作り。
その内容は、同時通訳という経験から世界と日本文化を見た、ことばと文化に関する真摯な考察。
もちろん面白い。
私にとってはかなり難しい、民族文化論もあった。

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2014年07月15日

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同時通訳で困るのは笑いを訳すること。特にダジャレは同時通訳泣かせ。その一方、下ネタについてはそのまま訳せば、笑いが取れることは万国共通らしい。しかし、どこまで正確に訳すかが、迷うところ。そんな憎むべきダジャレと下ネタを愛する同時通訳者、米原万里の語学エッセイ。

著者の通訳者としての師匠「シモネッタ」が登場する軽妙なエッセイから始まるが、しだいに内容は語学教育や日本語論へと移る。バラバラに発表されたエッセイを無理矢理収集しているので、本としての統一感がなくて、読むのに苦労する。個々のエッセイは笑うところも、考えさせられるところもあり、楽しめるだけにもったいない編集だ。

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2014年02月25日

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ロシア語やロシア人のエピソードを通して垣間見る共産主義というもの、そこに住む人々の考え方や生き方に俄然興味が湧いた。
資本主義にはない、効率を追求しない、という世界の有り様…。

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2013年12月18日

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誰かに話したくなる小ネタの宝庫。
文中紹介されている本が、辞書すら読んで見たくなるほど面白そうに語られているのが恐ろしい。

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2013年11月07日

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日露通訳の米原万里さんのエッセイ。通訳業、そして言葉に対する深い思い入れが随所に出ていて、改めて尊敬しました。早逝が惜しまれます。ところで、この本を登録しようと「シモネッタ」で検索したら、米原さんが師匠と呼ぶ田丸公美子さんの著書が沢山見つかりました。今度読んでみようかな。

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2013年06月29日

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英語の偏重主義など、ひざを打つ下りが多い。「国際化」へのアンチテーゼも。「不実な美女か貞淑な醜女か」を読みやすくしたような感じ。

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2013年01月12日

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何回も寝落ちしながら聞いてた本。米原さんの本、好きな割に寝落ち頻度高め。多分内容が固いからだと思うんだけど、聞いてるとなんとなく眠くなるんだよね‥面白かったんだけど、笑えるような話かと思って期待してた割にあまり笑えるところはなかった笑。

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2023年02月15日

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米原万里のエッセイ集。その中でも、特に彼女の職業であった、「同時通訳」に関するもの(とても真面目なものから、ユーモアたっぷりのものまで)をテーマにしている。
本書は、書下ろしではなく、米原万里が色々な雑誌に書いたものを集め、再編集したもの。本書の単行本の発行は2000年12月であるが、雑誌に書かれたものの初出は、97年から00年まで、特に00年のものが多い。
米原万里は1950年生まれであるが、作家としてのデビューは遅く、1995年。亡くなられたのが2006年なので、作家としての活動期間は10年強と非常に短い。しかし、多作の人であり、Wikiによれば、この期間中の単独での著作を20冊以上、その他の共著や対談集等、作家として非常に多くの仕事を残されている。彼女の著作の愛読者であれば分かるが、著作は1冊1冊にボリュームがある、けっこう分厚さのあるものが多い。多作で饒舌。単行本以外にも週刊誌に連載を持たれていたり、テレビ出演をされていたり、とても活動的な方であったようだ。文庫本のあとがきにも記されているが、おそらく、エネルギーの固まりのような方だったのであろう。
私は彼女の著作を10冊以上読んでいるが、同時通訳をテーマとしたものは、実は苦手。同時通訳の苦労や、その難しさは著作を通じて伝わってくるのであるが、やはり自分の日常とほとんど関係のないテーマであり、あまり実感を感じることが出来ない。本書を読んで、米原万里さんを、更に尊敬するようにはなったが、面白い読書だったかと言われると、少し答えるのが難しい。

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2022年01月08日

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 ロシア語同時通訳者である米原万里さんが、日露文化に触れる中でピックアップされた日常のクスッとなる小噺を集めたエッセイ集です。
ただし、タイトルにガセネッタ、シモネッタとありますがガセネタもシモネタもあまり出てはきません。

◯女人禁制の聖域にも
米原さんの知人である田丸公美子さんが通訳者として掘削現場に同行した時のこと。日本側JR幹部が恐縮しきり、『女の方が立ち入るのは、どうかご勘弁を。工事現場の人間が騒ぎますので。』というと、田丸さんがこう返したそうです。『ええ、どうせわたくしはフジョー(不浄)の身でございますから。まあ、でもこのトンネルはリニアモーターカー用でございましたよねえ。かえって、フジョー(浮上)しめよろしいんじゃございませんこと。』
冒頭に、同時通訳者は常に時間との勝負であるためニュアンスを伝えにくい駄洒落を嫌うはずだが、意外と駄洒落好きが多いという話題があります。こんな頭の切れる会話を人生で一度でもしてみたいなぁと思ってしまいました。 

◯浮気のすすめ
『外国語や外国文化に接したとときの病的反応には、それに夢中になって絶対化するか、逆に自国語と自国文化を絶対化するかの二通りある。』
とっても心当たりがあり、それを文章にされていたのでどきっとしました。外国語学習はどうしても長い時間と努力を費やさねばならないためについ忘れてしまいがちな部分ですが外国語や外国文化に触れて初めて知ることに驚いたり新鮮味を感じたり、面白く感じたりする純粋な気持ちをもっと積極的に感受していきたいと思いました。

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2021年10月16日

Posted by ブクログ

著者の様に通訳を生業としている者では無いが、職務上外国語を使用する事多く、著者と同じ思いや経験を共有しながら読んだ。

ロストロポービッチの弁として、「音楽においては美しい音も汚い音もない。大切なのは伝えたいメッセージを最も的確に伝えられる音だそのメッセージにふさわしい音、それがいい音だ」とある。まさにその通り。今問われているのは、“メッセージ”。伝えたい“メッセージ”が無いと、ノイズにしかならない。

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2020年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

言葉やそれを使う人間に対しての愛があり、人柄を表しているように思った。
同時通訳という仕事の裏側はよく知らなかったが、必要とされる知識量と瞬発力を考えると恐ろしい。文化ごと通訳しているような奥深さがあって、ただ言語をそのまま訳すだけでは肝心なことが伝わらない可能性もあるのだと知った。
‪15年以上前の本だが、表現の幅や可能性に関しては時代や種類が変わっても共通して言えることがあるなぁと頷きながら読んだ。‬
本をもっと読みたいと思わせてくれるエッセイだった。

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2019年10月27日

Posted by ブクログ

題名ほど?ガセネッタシモネッタではない。言葉や言語に対する熱さがつまっている。他言語に対する興味だけじゃなく、日本語への愛着も深まった…かな?
色々なところで発表された作品を集めているので仕方がないが、同じような話が何度も出てくるので、ちと飽きる。

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2016年02月09日

Posted by ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)
国際会議に欠かせない同時通訳。誤訳は致命的な結果を引き起こすこともあり、通訳のストレスたるや想像を絶する…ゆえに、ダジャレや下ネタが大好きな人種なのである、というのが本書の大前提。「シツラクエン」や「フンドシ」にまつわるジョークはいかに訳すべきかをはじめ、抱腹絶倒な通訳稼業の舞台裏を暴いたエッセイ集。

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2014年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

以前、読んだことがあるかも。あるいは、どこかに寄稿されているのを読んだか、R国関係者からエピソードとして聞かされたか、いくつか聞き覚えのある話があった。

氏は、R国関係者としては非常に身近な存在。以前の上司は大学で同期だか1年先輩だったかで、しょっちゅう「万理ちゃん、万理ちゃん」と話をしていたっけ(懐)。

読んでみて、改めて米原万理さんのパワフルな生き様、大胆、明快な物事の割り切り方が痛快だ。
言葉の表面でなく、その背後の意味を汲んで相手に伝えなくてはならない通訳という職業柄、そうした言葉の”意味”から解放される”駄洒落”が大好きだと言い放つ(同時通訳者に多いとも)。 世のオヤジギャクを発するオヤジたちも(自分も含め)、そうした意味ある日常、理屈や屁理屈にガンジガラメの仕事の日々から、ふと解き放たれる”ダジャレ”に一時の浮遊感を味わっているのかと思えば、冷たい視線を送ることなく、自虐自戒をすることもないかなと思えたりする。

また、言葉、コミュニケーションの達人ゆえに喝破する、人類の”聞いてもらいたい願望”の類推が見事だ(”懺悔せずにはいられない”)。犯人の自供を粘る刑事の話から、懺悔という仕組みを構築したカトリックの繁栄へ、そして、インターネットという怪物が人々を取り込んでいく勢いも、人類の願望を利用した”宗教的”だというクダリは、唸らされた。

言葉に、もっと真摯に向き合おう(ロシア語にも…)。

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2014年11月06日

Posted by ブクログ

『不貞な…』の直後に読んだので、多少重なる部部があり、前回ほどの感激はなかったものの、あっという間に読みきった。

意思疎通を成立させる通訳という職業、米原さんのその語術はすばらしい。
本作で「芋蔓式読書」の章が突然ですます調で書かれていた。文体が変わるだけでこんなに文章がかわってしまうんだ。この一章だけ、米原さんへの思い描いていたイメージがガラッと変化した。

原発言者の言葉をイメージどおりに外国語へ転換する。そんな大それた通訳という仕事を面白く垣間見れる一冊。

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2014年03月26日

Posted by ブクログ

ロシア語同時通訳者である作者が、通訳の苦労話や醍醐味をユーモアを交えて綴ったエッセイ集。

小学校3年生から親の赴任先である、チェコのソビエト学校に編入させられ、
毎日4〜6時間まったく言葉がわからない、
チンプンカンプンな授業に出席し続ける耐え難さを経験。

「人間は他者との意思疎通を求めて止まない動物なのだ。
 少女期のこんな体験ゆえに、今の職業を選んだのかもしれない」
の言葉に、コミュニケーションを取り持つ職業への自負とプライドを感じた。

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2014年06月06日

Posted by ブクログ

2、3ページほどのエッセイをまとめたもの。
どれも短くも面白いのだが、結構著者の別作品で取り扱っているテーマが多い。

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2014年01月30日

Posted by ブクログ

思わず笑ってしまうような、米原さんの脳味噌の中をのぞいたような内容で面白かったです。米原さんが普段こんなことを考えているんだなぁーと思いながら読んでいました。

時々対談形式が入っていた個所は面白くなかったのですが、それ以外の部分は面白かったです。

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2012年09月26日

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