あらすじ
ついに一晩を共にして、おあずけ状態だった「初夜」を達成した瀧昌となつ美。気持ちが通じ合い、いちゃいちゃな翌朝……かと思いきや、逆に照れすぎて今までになくぎこちなくなってしまう二人!
瀧昌がまた訓練で長期間海へ出てしまうまでの間、銭湯へ行ったり、テーラーへ背広を作りに行ったりと、二人の時間を満喫します。
ゆっくり一歩ずつ、日々夫婦らしくなっていく第3巻!
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二人で過ごす幸せな日々。でも旦那様はまた海へ。
不穏な空気が近づいてくるし、海軍というお仕事が描かれるのだから、ただただ幸せな仲良し夫婦のお話だけで済むはずがない。
無事に帰ってきますように。二人が想像したような、お子様も一緒に笑い合える未来が来ますように。
匿名
瀧昌様の両親をなくされてからの、子供の時のお話しは辛いものでしたね、、
なつみちゃんが怒るのもムリはない!
2人を応援してくれる人達が、まわりにたくさんいるのが良いですね!
Posted by ブクログ
職業柄、言えないことも、聞けないこともある。
わかってるけど切ないなぁ。
一つの約束すら叶えられるか、先の保証もない。
ほのぼの関係をあたためる2人だけど、常にそういう切なさの上にいる不安ってあるよね。
明かされる過去
この巻で注目してほしいのは「初夜」の翌日の2人でもあるのですが、そんな2人を目にして何かを察する柴原夫妻です(笑)まさに阿吽の呼吸。
そして明かされる瀧さんの過去。
これ、当時は似たようなケースがたくさんあったのでは…と考えながら読んでいました。
瀧さんは柴原さんらとの縁で何とか抜け出せたけど、きっと苦しみ続けた人達もいたのだろうなと思います。知識や情報が武器になるのはいつの時代でも同じですね。
Posted by ブクログ
初夜のあとにギクシャクしちゃう夫婦が可愛い。
とにかくじれったい二人を見守れて幸せだっただけに、後半の展開が胸にきた。
瀧昌さまの過去が予想以上に壮絶だったし、「海軍」というのが不穏さを纏う。
例の事故のことは知らなかったので、余計に衝撃が。
史実の流れとして、これからの海軍には不安要素が大きいのは分かっていて、1巻の頃から覚悟はしていたけども、3巻のラストのような展開は想像してなくて、それも堪えた。
まだ開戦してないのに、そういう不安要素は勘弁してくれ。
どうかどうか、ご無事であれ。
あと新キャラの芙美子さんがよかったです。
のんびりななつ美さんとは真逆だけども、いいお友達になれそうだったので。
彼女の存在も救いになればいいなあ。
追記
カバー裏の現代verの話が続いているのも嬉しい。
今時文通なのがまた可愛らしいお二人。
見守る会会員になりたい。