あらすじ
東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、老練刑事の今西は他の事件の合間をぬって執拗に事件を追う。今西の寝食を忘れた捜査によって断片的だが貴重な事実が判明し始める。だが彼の努力を嘲笑するかのように第二、第三の殺人事件が発生する…。 映画でもドラマでも大ヒットした社会派ミステリー。
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Posted by ブクログ
約14~15年振りの再読。だいぶいろいろ忘れていた。
中居くんのドラマは20年前頃だったろうか?『砂の器』と言えばその時の印象が強い。今回の再読中もあの時の《宿命》が頭の中に流れ続けるくらいに。
…というわけで、大まかな話の流れは分かっているんだけど、こんなにも今西刑事の勘頼りだったっけ?(笑)
それに関川氏を犯人と思わせようとするミスリードが多いなという印象。
下巻では和賀英良に焦点があたって、いよいよ過去に迫るんだよね。楽しみ!
Posted by ブクログ
何度も読み返したくなる松本清張の傑作。カメダの意味とは?アール・ヌーヴォーの若者たちの正体とは?貧富の差や差別が根強く残っていた昭和の様子が伝わってくる。完璧なアリバイも砂の器のように脆く崩れ去る、、、
Posted by ブクログ
細かい疑問は最後まで消えなかったが、読後は読んで良かったと思った。
なぜ、千代吉の戸籍を調べたのか
なぜ、新聞記事を読んだだけで犯人のシャツと思ったのか
あんなに探した女事務員はどこに住んでいたのか
畑で拾った数字の羅列は、どうして犯人からの挑戦なのか
関川はなぜライバルの和賀に相談したのか
和賀と音楽は幼少期に全く関係がなかったがいつつながったのか
女事務員が和賀の愛人だったというウラが取れているのか
いろいろ疑問が尽きないが、新聞連載という事情もあったのだろう。とにかく一気に読ませてくれたのは間違いない