あらすじ
200年前のヨーロッパ・ウィーンにタイムスリップしてしまったつぐみ。運よくイケメン宰相・メッテルニヒに拾われ、男装して秘書官見習いをすることに。
努力が実を結び、つぐみはついに夢だった宰相秘書官に就任する。だが、日々の業務をこなす中で少しずつ、尊敬していたはずのメッテルニヒのやり方に疑問を抱くようになり…? そんなある日、つぐみは反メッテルニヒ派のライヒシュタット公とゾフィーにお茶会に誘われる。そして「あなたがこの帝国の宰相におなりなさい」と言われてしまい…!?
メッテルニヒとの恋、そして子弟の関係に大きな変化が訪れる――…衝撃の第3巻!
(この作品は電子コミック誌Berry’s Fantasy Vol. 55・57・59・61・63掲載の11~15話を収録しています。重複購入にご注意ください)
感情タグBEST3
試し読みから何となく購入したら
元々ヨーロッパの世界史があまりにも壮大過ぎて、覚えることが多すぎて学生の頃から苦手でした。でもこの本はヨーロッパの歴史が多々織り混ぜられているのですが、とても分かりやすいです。そして巻を追うごとに面白くなっていく!!つぐみの行く末が気になる次巻も楽しみです。
ヒストリカル大好き!!
もともと歴史が好きで、コミックもヒストリカル系がお好きな方にはピッタリの物語だと思います。(もちろんそうでない方にも大いに楽しめますよ。)しかも激動の19世紀のウィーンにタイムスリップしてしまうなんて…! もうドキドキハラハラしかないじゃないですか。
社長秘書だった女主人公がオーストリアの宰相メッテルニヒ拾われて男装して頭角をあらわしていくなんてストーリーをよくぞ考え出したとこの作者様に脱帽です。登場する人物は実際の歴史上の人物ですし、歴史を動かすことは出来ないと言えども果たしてどうなっていくのかと展開がとても気になります。実際にもう一度史実を紐解くきっかけにもなりました。特に長く生きられなかったライヒシュタット公の人生が哀れに感じられて、もしこの人が長生きしてたなら歴史が変わっていたんだろうなぁ…などとしばし思いを馳せました。この先のストーリーがとても楽しみです。