【感想・ネタバレ】徳川家康 弱者の戦略のレビュー

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5つのポイントに分けて、徳川家康の言動・結果が書いてある。
他人に振り回されず、自分の人生を自分のものにする。50代を目前にした人生に役立てる。
オススメです

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2023年08月07日

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家康は我慢して我慢して、天下をとったんですね。
勉強熱心だった。
今の世の中でも、通用しますね。
というか、今の日本の常識を作ったのが家康だから…?
ただし、面白みないなー。
歴史にifはないけれど。
織田とか豊臣の天下だったらと考えずにはいられない。

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2023年08月07日

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信長にこき使われ、信玄に脅かされ、秀吉の命で関東へ・・・。家康は最初から天下を目指したわけではなかった。今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」のままの、家康の人生は厳しい選択の連続だった。家康は最強のライバルから何を学んだのか?

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2023年04月28日

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どうする家康は間違いではないと感じました。後世の人は徳川家康と聞くと天下をとった権謀術数の人と思っていますが、少なくとも秀吉に臣下の礼をとるまでは、どににもいる大名の一人だったと感じました。天下をとる人は実力と言うよりかなりの強運では。

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2023年04月27日

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NHKの歴史番組でもおなじみの磯田先生。独自の視点で家康をとらえます。運もさることながら、やはり学びですね。家康自身信長や秀吉、吾妻鑑からも多くこと学んだ。そして江戸幕府とつながった。棚から牡丹餅的な言い方をされることが多い家康ですが、実像はそんな簡単なものではなかったと思います。

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2023年03月29日

ネタバレ 購入済み

やっぱり磯田先生

生まれ年が卯年だった、織田の人質時代は実は松平家から出されていたなど古文書と当時の時代背景を交えた説明が多々あり説得力があります。
大河の“どうする家康”の磯田版として楽しく読ませて頂きました。
他の方の本の紹介もあり、これからそちらを読んでいこうと思っています。

#タメになる

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2023年03月21日

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著者の大胆な仮説がダイナミックにわかりやすく描かれていて面白かった。
織田徳川同盟が棲み分けを本質とすることや、信玄との戦いではいざという時に戦うリーダーであることを示す決断をしたこと、武田勝頼との戦いで、強者の得意パターンを敢えて現出させて誘い出しつつ鉄砲と高性能な弾薬と柵による横一線の防御陣地という罠を設けたこと、武田の家臣団や軍制を積極的に取り入れることで強力になったことなど、家康の戦略の勘所がよく伝わってきた。
長篠後の武田の諜報と調略が信康殺害や、本能寺まで誘発した可能性(武田と繋がっていた光秀が天目山の後に織田に従属した穴山梅雪から信長に情報が漏れることを警戒して潰される前に謀反を選んだとする大胆な仮説も)、武田の調略(信康の下で抜擢された大岡弥四郎が武田のスパイであったこと)で家康の人事思想に影響を与え、これが徳川体制の組織風土に影響しひいては現在の日本の組織風土にも影響しているという説など、興味深い話が多かった。
関東転封も、却って徳川家の中央集権強化につながったことや、家康と秀吉の距離と規模を保つことで反逆者の発生を未然防止する戦略効果があったことなど、目から鱗のネタもあり、興味深かった。

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2024年05月19日

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ネタバレ

<目次>
①はじめにー家康はどうしたのか!
弱小大名が生き延びて天下をとった弱者の戦略
②第1章 「境目の土地」三河という運命
徳阿弥の素性を鑑みるに、家康も熊野比丘尼と
同様に情報・諜報を駆使する能力を有していた
③第2章 信長から学んだ「力の支配」とその限界
絶大な力なき自分を強くする「武威」を上手く
喧伝する諜報能力の高さが信長の弱さを見抜く
④第3章 最強の敵・信玄がもたらした「共進化」
信玄の強さの秘密「物見・透破・築城」を取り
入れ(滅亡後に家臣団採用)家康は強くなった
⑤第4章 二つの滅亡 長篠の合戦と本能寺の変
長篠は勝頼の猪突猛進じゃなくて戦略的に背後
を突いて、突進せざるを得なかったわけだ
⑥第5章 天下人への道
秀吉の権威だけに縋った石田三成に代表される
五奉行が常に家康を追い落とす策謀をしていた
と考えるのもアリだなと思った

大河ドラマどうする家康終了前に読めてよかった
新書なのに徳川家康が生き延びた理由が見えた
「三河の弱小大名がどうやって天下を手に入れた」
このキーワード、自分をプロデュースして「武威」
「信頼」を周囲に喧伝し続けた生き様だと思った
史実も適時専門家も紹介しつつ最新説を披露をしつ
つ、その追求をし過ぎずに、当時の物語に表される
人物像を二次史料が暴きだしているのも一興

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2023年12月17日

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一部重複する記載が多いのが気になるが
家康がどのように天下人になったのか
武威を示す大切さ

だが家康が天下人になれたのは運がかなり大きいのでは?と思う

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2023年12月12日

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ネタバレ

良書。
磯田道史さんに外れはない、期待通り。史実、史実じゃない、疑わしいけど参考になる、区別して説明。
家康、信玄、信長の分析が素晴らしい。

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2023年09月23日

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史実に基づくもの、筆者の推察によるものなど、どのような考えから答えを導いたのかがわかりやすく、歴史認識について、改めて考えさせられる一冊。
とても丁寧で素人でもわかりやすく、他の人物についても、いろいろと勉強したくなる内容だった

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2023年07月30日

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磯田さん、家康は専門じゃないでしょと思いながらも磯田さんの名前で購入しました(そもそも最近、磯田さんの専門が判らなくなってきてますが)。
本書は初心者向けに家康のライフイベントを丁寧に説明していきます。基本は通説に従いながら、最新研究も踏まえて記述していきます。その纏め方が上手くて、家康の一代記としてコンパクトにまとまった本になっていると思います。
磯田先生は歴史を俯瞰的に見てそこから軸を見つけて説明するのが相変わらず上手いですね。

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2023年06月14日

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大河ドラマの影響で、様々な徳川家康関連本が出版されていますが、テレビ番組等で活躍する著者がこれまでと異なる視点から家康の戦略を述べた一冊。
著者の視点は明確で、冒頭で次のように述べています。
○家康は、三河の弱小大名であったのに、なぜ・どうやって天下を手に入れ、しかも260年も続く、政権を築けたのか
○読者の参考になるように、家康のその「弱者の戦略」をみてもらう

大まかに歴史を振り返りながら、キーワードは「武威」と「信頼」だという視点で解説されており興味深い内容です。この戦略により天下統一を果たしたわけですが、その支配のあり方が現在の日本に影響しているということがよく言われるわけですが、逆に、日本の国民性がこうだから、家康の考え方、支配の仕方で統一できたとも言えるのではないかと感じてしまいました。

さて、今回の大河でも史実かどうかという意見がよく聞かれます。本書を書くにあたり、著者のスタンスが個人的に納得いくものでしたので、そのまま引用しました。

○大切にしたい視点
 専門家の難しい歴史書は「史実」の追求に血眼になります。それをあまりやりすぎると、読者が置いてけぼりになってしまいます。史実も大切ですが、史実には必ず「尾ひれ」がつきます。学者は必ず、その尾ひれを切り捨てるトリミングをしてしまいます。「素朴一次史料主義」というやつです。当時の一次史料だけを確かな史料とみなし、後世の史料や伝聞の記録を全部捨てます。見向きもしません。
 しかし、それでは、かえって歴史の真には迫れないのです。というのも、歴史は伝えられるなかで尾ひれがつきますが、その尾ひれのつきかたにこそ、歴史時代の人々の心があらわれる面もあるからです。

<目次>
はじめにー家康はどうしたのか!
第1章 「境目の土地」三河という運命
第2章 信長から学んだ「力の支配」とその限界
第3章 最強の敵・信玄がもたらした「共進化」
第4章 二つの滅亡 長篠の合戦と本能寺の変
第5章 天下人への道

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2023年03月25日

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徳川家康の生涯から何を学ぶか、それを書いたものは色々とありそうだが、実はなかなか難しいテーマだ。あまりにも時代が違うことや、さまざまな研究が進んでいることなどがその理由である。しかし、この本は、多くの資料をあげて、うまくまとめている。家康が武威を掲げ、信頼を得ていったことなどが説得力を持って述べられている。

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2023年03月06日

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徳川家康が弱国大名からいかに天下人までなりえたのかを堅苦しい史実資料だけでなく、わかりやすく説明されていた。
なかなかおもしろかった。

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2024年02月17日

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ネタバレ

中曽根康弘の言葉、
国内の事情で外交をやってはならない
お家の事情のために、相手の状況や力関係、外部環境を無視した外交や戦争を行ってしまうミスは、実際の歴史にあることなのです

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2023年12月21日

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雨宿りのために入った書店でたまたま購入。
今年は家康イヤーだが、僕は昔から信長・秀吉・家康だったら家康に興味がある。ビートルズだったらポール派で、キャンディーズだったらミキちゃんがいい(関係ないか)。

とにかく、生きていくうえで何かヒントがあるのではないかと思っている。

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2023年07月15日

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ポップな伝記物としての側面があって、読みやすかった。
武士として貫く矜持と時代に合わせて生き抜く器用さのバランスは見習いたいと思った。
個人的に幼少期-青年期くらいの話が良かったが、後半なかなか読み進められなくなってきた。

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2023年06月10日

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大河ドラマから徳川家康興味がわき、この本を読んだ。よくNHKで拝見する磯田先生、分かりやすく、勉強になりました。「人の振り見て我が振り直せ」こそ家康がリーダーに登り詰めた秘訣ではないかと感じた。

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2023年04月09日

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