あらすじ
奉公の女中・津村花と、子爵家の若き当主・有馬光亨。時代の終わりとともに、二人の運命も移り変わる。明治身分差浪漫、運命のラストストーリー。
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切ない
涙の巻です。
時を静かに受け止める強さを感じました。
これからというときに。
なんて儚くて残酷なんでしょう。
そして、それぞれの立場での受け止め方にも涙が止まりませんでした。
Posted by ブクログ
完結巻。
最後まで、静かで美しいお話でした。何となく予想していた通りの展開でしたが、それでも感動です。
主人公二人の純粋な想いもですが、千鶴子と秋吉が背中を押してくれるシーンにもグッときました。いい子たち…
表紙カバー下はほのぼの4コマ。こんな日常もあったんだと思うとホッとします。男子会の光亨さまがカワイイ!
これ読んだ後で「ケッコーなお手前です。」と同じ作家さんだと知ってびっくりしました。作品の雰囲気が全然違うー!
Posted by ブクログ
結末は知ってたけど購入して読みましたー。
桜の花がときどき描かれてるのがなんとなく印象に残りました。ヒロインも花ちゃんなんですよねー。結局花ちゃんは亡くなってしまうけど、桜の花の季節になるたびに、光亨さんは花ちゃんのことを思い出すのかなー。
たった数年しか一緒に居られなかったけど、きっと二人の人生で一番大切な時間だったんだろうなー。
昔もちろん、医療が発達した今でもこの二人のように死に別れた人たちがいっぱいいるんだろうなー。
昔の人は花ちゃんや周りの人みたいに、毎日を一生懸命生きてたんだなー。
この二人のようにお互いを大事に思える恋愛したいなー。
とか色々考えさせられました。
私は光亨さんみたいな素敵な彼氏はいないけど、健康で衣食住も心配なくて、今こたつでこの本を読んで号泣してる私は幸せもんですたい。私は彼氏いないけど、生きてるだけで幸せですたい。彼氏い(ry