あらすじ
5年前の惨事──播磨崎中学校銃乱射事件。
奇跡の英雄・永島丈は、いまや国会議員として権力を手中にしていた。
もうひとつの検索ワードを追う渡辺拓海は安藤潤也にたどり着くが、
事件との繋がりを見出せないまま、追い詰められていく。
大きなシステムに覆われた社会で渡辺は自身の生き方を選び取れるのか。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
おもしろい
本当におもしろい
魔王と繋がってるの知らずだったけど魔王読んだことあってよかった
大きな力が働かなくても、ネット上の情報が充実してればないものをあると思わせるのは簡単だ
国際信州学院大学を思い出した
Posted by ブクログ
面白かった!!!!!
アリのコロニーやナチスドイツの話など、
我々にも「システムの細分化は良心をなくす、
そして諸悪の根源は存在しない」
ということは馴染み深いんだ、と受け入れられた。
それと同時に
そんなシステム主軸の世界は無味乾燥だなぁと思っていたところで終盤、
「大きな目的で生きてるんじゃない。
もったい小さな目的で生きてるんだ。」
ハッとしました笑
ど真ん中正解でなかったとしても、
圧倒的カタルシス…!
そして主人公が最終的に国家やシステムに立ち向かわず、妻と愛し合って暮らしていくのも
斬新でそれ以上にリアルだなと思いました。
なんにせよ
直前の妻の「愛してる」や岡本猛との会話などもあり
とてもいい読後感でした!!
魔王含めてまたいつか読み返したいですねー
(にしても佳代子強すぎませんか笑)
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎が初めて政治色を出したと言われる魔王に続く、50年後の物語。
上巻では「安藤」というワードが悪事のトリガーとして紹介されつつも詳細は明かされなかったから、下巻で安藤潤也(魔王にて、十分の一イコール一という超能力によって莫大なお金を得た、お金によって勇気を買えると信じた弟)が怪しげな宗教団体の教祖として機能するようになっていた、みたいな展開かと思っちゃった。今考えればこんな展開はないか。
結末はいい意味であっけなかった。「何もなかった。そういうことになっている。」
システム化されたこの世の中で、人間はもっと小さな目的のために生きているというメッセージが伝わった。
Posted by ブクログ
凄く深くて面白かった。
佳代子がとにかくかっこよくて、特に好きだったシーンはルームサービスですといって部屋に入ってきたシーン。
文庫本にあたって改変された真相もすごく面白くてすっきりできた。
魔王を読んでやるせない気持ちになってたのがだいぶ救われた。
Posted by ブクログ
偽造しようと思えばできてしまう世界。国家とかそういうレベルになれば、世界を騙せてしまうんだろう。それはフィクションの世界にとどまらず現実でも起きているんだろうと思う。
主人公は都度、勇気はあるか?と問われているが、それは読んでる側にも問いかけられているように感じた。何か理不尽なことが起き、それに抗う勇気を持ち合わせているのか。何もでっかいものに抗わなくてもいい、せめて自分の周りの小さなことに挑戦する勇気を持っていたいと思う。