あらすじ
静かな農場の納屋に住む子ブタのウイルバーとクモのシャーロット。今度のクリスマスにハムにされる子ブタを救うためにシャーロットが「奇跡」を起こす物語。児童文学の世界的ロングセラー。
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Posted by ブクログ
クリスマスに食べられてしまう子豚のウィルバーを救うために、クモのシャーロットが知恵を絞って助けます。
シャーロットが豚小屋の入り口にクモの糸で「素晴らしいブタ」と書いてくれたお陰で、ウィルバーは奇跡のブタとして品評会で1位に選ばれ、食用になることから免れます。
しかしシャーロットは卵を産んで力尽き、品評会場にあるブタ小屋で一人死んでしまう。
悲しみながらもウィルバーはその卵を助け、シャーロットの子供たち、そのまた子供たちと毎年友達になるのです。
シャーロットの賢さ、ウィルバーの無邪気さ、同じ小屋に住む羊やガチョウ、ネズミの日常、そして発育不良で生まれた時にウィルバーを助けてくれた人間の女の子ファーンの成長。
日常の中の成長と死がまっすぐに描かれています。
Posted by ブクログ
ゆたかな農場の描写がほんとうにいきいきしてて、乾いた干し草のにおいがしてきそうなくらい。こぶたの愛らしさ、シャーロットのなんともいえない気品や賢さ、農場の動物たちの愛嬌なんかが、全体の雰囲気を楽しいものにしてるけど、一番のテーマはたぶん「生きるということと、死ぬということ」。あと、友情とか、成長とか、普遍的なテーマがすごく自然に盛り込まれてる。
この邦題がすごくぴったりだとおもいます。いい作品だなあ、としみじみ。
Posted by ブクログ
表紙の女の子の名はファーン。子ブタはウィルバー。では、シャーロットはというと、蜘蛛!
生まれた時、小さすぎて殺されそうになったウィルバーを助けて、大切に育てたファーン。でも、ウィルバーは近所の叔父の家にもらわれていきました。冬がきたら、クリスマスを飾るご馳走にされてしまうでしょう。このお話はどうやってウィルバーが、ハムやベーコンにされずにすんだのか・・・というお話。それはとても意外な方法だったのです。さて、シャーロットの贈り物とは?